闇さえも愛おしい。

自分の世界の拡がりを描く。

完成されていても、未完のままでも、すべてがそこにある感覚。

だけど、それを隠してしまいたくなる。

自分で信じられないからなのか、自分だけのものにしておきたいからか。

けど、明らかにされていない場所があるから、もっと探求してみたくなる。

今、光を感じられるのは、闇の世界を歩いてきたからだ。

だから、闇さえも、排除することが苦しくなるくらい、愛おしい。

 

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真夏のあの日