希望の光

苦しくて、辛くて自分の中が空洞になる。

何も感じず何も聞こえず色のない世界。

それでも時間が止まった世界に立ち尽くし、時間の波に乗るもうひとりの自分を創り出す。

大きく過剰になっていく自分と、色も音も感覚さえも失っていく自分。

かろうじて繋がっていた、小指の先が離れそうになる。

稲妻が走る。

もし、指が離れてしまっても、私たちは繋がっている。

お互いの目を、見るだけでいい。

どんな時だって、希望の光はそこにある。