涙の効用~泣くということ

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最近、泣いたのはいつですか?

大人になると、だんだんと、泣かなくなる。

でも、涙を流すということは、思った以上の効果があるのだ。

ここでいう、涙は、「感情の涙」

涙には、大きく分けて、基本的な涙、反射的な涙、感情の涙がある。

絶えず角膜を潤った状態に保ち、埃や細菌などから目を保護する、基本的な涙。

玉ねぎを切った時や、刺激物を口内で感じた時、強い光などによって起こる、反射的な涙。

そして、感情が高ぶった際にに分泌される、感情の涙。

通常、泣くっていうのは、この感情の涙が流されること。

そして、この感情の涙には、様々な効用があるのだ。

どんな感情で泣いたとしても、泣いた後にスッキリしたっていう経験は、あるんじゃないかな。

涙を流すということは、ストレス解消の、特効薬でもある。

涙を流すことで、ストレスホルモンといわれる、コルチゾールを、体外に排出することができる。

そして、副交感神経が優位になるので、睡眠と同じような、急速効果を得られ、自律神経のバランスが整うのだ。

さらに、泣くことで幸せホルモンといわれる、セロトニンが増える。

コンサルの中では、涙を流すお客さまも多いけど、ご本人も「ここで??」っていわれる場面も多い。

涙が流れるほどの感情を、抑圧していて、意識にのぼらない時でも、泣いてもいい環境にいると、自然に涙は流れてくる。

自分が、どんな想いを抑圧してきたのかを、知る手掛かりにもなるのだ。

ここからは、私の体験。

1月の母のお葬式の時、出棺前に、お花を入れる時、私は、誰よりも泣いた。

でも、この涙が、感情からくる、涙じゃなかったことに気づいたのは、半年もたってからだ。

看護師時代の経験上、家族が亡くなった時に、泣かずに頑張った人ほど、グリーフ(悲嘆)からの解放が遅いっていうことを知っていた。

もちろん、知識としても。

だから、どこかで、もう一人の私が、「ここでちゃんと泣いておかないと」って、囁いてたように思う。

「理性で頑張って泣く」っていう、不思議な感じだったのだ。

半年を過ぎた頃、やっと、本当に感情からの涙が流れた。

何かをしたわけでも、何かを考えるわけでもなく、自然に流れる涙。

やっと、肩の力が抜けたような気がした。

涙は、私たちをストレスから守ってくれる。

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最近は、涙活っていうのもあるらしいから、いろんな方法を試してみて、ぜひ、自分に合った、涙との付き合い方を、知ってほしい。

 

 

 

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