自分のキロンを見つめることは、人生の方向性を見つけること。

みぶきえみです。


私たちは、誰でも、心の奥に、傷を抱えてる。

自分では、もう解決したと思っているものだったり、傷ついているとさえ、思っていないことある。

でも、その傷を、正面から見つめ、ゆるしていくことが必要だ。

自分が持つ、コンプレックスにこそ、強さがあるのだ。

そこに向き合い、葛藤しながら乗り越えていく過程、そのものが大きなギフトになる。

 

 

キロンが抱える傷は、自分の意志や選択の範囲を超えたところで起こる。

だからこそ、抗おうとしてもどうにもならない、深い痛みとして残る。

けれど、その痛みと向き合うとき、私たちはただ傷ついた存在ではなくなる。

そこから学び、癒し、ゆるしへと向かう道が始まる。

キロンは、傷そのもの。

それは無視して通り過ぎれば過ぎるほど、心の奥で静かに広がり、周囲の健やかさまでも蝕んでいく。

だからこそ、その傷を知り、受けとめることが、自分の使命を生きるための出発点となる。

ただ知るだけじゃ足りない。

その傷と、そこから得た経験を、どう生かしていくのか。

どう抱きしめ、どうゆるしていくのか。

そのプロセスのすべてが、あなた自身の魂の地図に刻まれている。

私が今のスタイルで占星術のコンサルをしているのは、自分自身の傷があったから。

私のキロンは、魚座8ハウス。唯一のアスペクトは、蠍座4ハウスの海王星とのトライン。

この海王星は冥王星が支配している。

そこから読み取れるのは、幼少期の家庭において安心できる居場所がなかったこと、支配的な母の存在、そして生と死を間近で感じるような体験。

深い霧の中にいるような感覚。魂やスピリチュアルな世界に対する強い怖れ。

けれど、このキロンは、私のASCとMCにタイトに乗っている。

それは、癒されるべき傷であると同時に、そこからしか開かれない道でもある。

傷ついた自分をゆるすこと。

怖れていた自分をゆるすこと。

そうして自分をゆるした先に、他者への深い理解と共感が生まれた。

今の仕事がそのまま、それを象徴している。

あなたにもきっとあるはず。

幼い頃から心に残っている痛み。

なぜか忘れられない感情。

誰かから受け取った価値観、無意識に刷り込まれた重たいルール。

その価値を与えたのは、誰だっただろう。

それは愛からだったか、不安からだったか。

その問いをそっと置いてみるだけで、過去の景色がほんの少し違って見える。

その傷を抱えながら、それでもなお、自分らしく生きていくこと。

それがキロンの、本当の贈りもの。

ゆるしとは、過去をなかったことにすることじゃない。

そのままの痛みを抱きながら、自分の手で未来を選びなおしていくこと。

キロンの傷は、ゆるしを通して、光に変わる。

それは、あなただけが歩める人生の、かけがえのない道しるべ。