医療の父、アスクレピオスと娘たち

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アスクレピオスは、ギリシア神話の英雄で医術の神。    

 

太陽神アポロンとコロニスの子。

父神アポロンによって、ケンタウロス一族のケイロンに預けられ、医術と薬術を学び名医となった。

さらに女神アテネからは、死者を蘇生させる力をもつ、メドゥサの血を得て、多くの英雄を生き返らせた。

その結果、死者の国の支配者、ハデスの怒りを買い、ハデスの要求を受けたゼウスによって、雷で焼殺された。

のちに、へびつかい座として、天に上げられた。

医神アスクレピオスと医術の女神エピオネの間には、5人の娘がいる。

いずれも、健康や治療や癒しに関わる女神。

ヒュゲイアは健康や衛生の女神、アイグレは光り輝く女神、パナケイアはすべてを癒す女神、イアソは回復と癒しの女神、アケソは治療と回復の女神で、健康をつかさどっていたといわれる。

*ヒュゲイア

健康をつかさどる神 ヒュゲイア

女神達の中では、健康を司るヒュゲイア女神が最も有名で、彼女が持つ ヒュゲイアの杯」は、医を象徴するアスクレピオスの杖と同様、薬学の象徴として知られている。

 

杖はタロットではワンドで火、杯はカップで水、医療に関して、火と水っていうのがキーなのかな?

この辺りは、まだ調べてみないとわからないけど。

他の女神達は、ヒュゲイアに比べるとマイナーだけど、父神アスクレピオスの神殿で、訪れる参拝者たちを父神と共に治療していたといわれている。

アスクレピオスは、医療や健康の神として、子孫を残してる。

興味深い。