健康をつかさどる神 ヒュゲイア
みぶきえみです。
最近ハマってるのが、ヒュゲイアっていう小惑星。
実はセレス、パラス、ベスタに次ぎ4番目の大きさ。
医療占星術を本格的に勉強したこともあって、気になる天体だ。
ヒュゲイア(ヒュギエイア)は、ギリシャ神話の女神。
アポロンの息子で、医学の守護神・アスクレピオスの娘といわれてる。
女神であったことも影響して、女性の健康を守る神、特にいわゆる婦人病に関しては大きな権能を持つとされている。
*ヒュゲイアとアスクレピオス
私、美術には無縁だけど、クリムトの絵で、大好きなものがあって、それがヒュゲイア。
健康の女神なので、この小惑星は、健康問題を司る。
健康問題が起きる時にも関わってるし、健康の分野で働く人にも、強く現れる。
人生のテーマから、ずれた生き方をしていると、最終的には体に表れる。
もちろん、病気を持ち続けることで、何かを成し遂げる人生もあるだろう。
どちらにしても、人生の中で、学ぶべきものを、表しているともいえる。
その病気が、一時的なものであれ、長期間の治療を必要とするものであれ、先天的なものであれ、人生のテーマと、大きく関連しているのだ。
ヒュゲイアは、健康への意識。
健康に関する仕事に就く人もいるだろうし、自分の健康問題を通して、人生を生きるということもあるだろう。
医療占星術を本格的に学ぶようになってから、ヒュゲイアについても、改めて検証する中で、面白いことに出会った。
重要な転機の年では、見事なまでに、ヒュゲイアが強調されてるのだ。
私のホロスコープでは、ヒュゲイアは蟹座・12ハウスで、ノーアスペクトの水星と、正確に90度だ。
水星を通して、表面的に表れてくるのだろう。
ソーラーリターンでは、起業した年のリターンのヒュゲイアが、出生図の月に、正確に重なってたのには、笑った。
看護師をやめて、医療や病気、健康とは、関係のない人生を送るつもりだったのに(笑)
そして、今年のリターンでは、ヒュゲイアは、出生図の太陽に、正確に重なってる。
人生の使命的な言い方すると、これすることになってたのね~って感じ。
健康問題にかかわるにしても、看護師としてかかわるのか、占星家としてかかわるのかの違いは、私にとっては大きいけどね。
ヒュゲイアの時期表示
ヒュゲイアは、どんな時期表示をしてくれていたのだろう?
健康にかかわる出来事が起こった年の、ソーラーリターンチャートのヒュゲイアを検討してみる。
母の子宮がん手術:nヒュゲイアに正確に合
母が、子宮全摘の手術をしたのは、44歳の時。
私が同じ手術をしたのが、42歳の時だから、何か、不思議な縁を感じる。
母は、手術後の肝障害もあり、「母を失うかもしれない」と思った時期だった。
人生の大きなテーマに、健康問題があるのは、ここから始まってたのかもしれないな。
看護学校に入学した年:正確にnディセンダント上
私が入学した時は、卒業後に就職も付いてたから、この年の方が、表示が強い。
ここから、健康に関することを、本格的に学ぶ生活が始まった。
長男出産:n冥王星と45度、n土星と135度
私のホロスコープの、弱いポイントである、土星-冥王星の180度のラインに、絡んでる。
出血多量で、死にかけたことを考えると、この表示もすごいなって思う。
次男出産:nバーテックスに合
普通に、安産だったけど、彼の土星は私の月の上でもあるし、運命的な何かがあるのかも?
今はよくわからないけど。
父との別離:n木星に合
木星は、5ハウスルーラーだから、一見、健康とは関係なさそう。
でも、ナイチンゲールは、看護は、芸術であるって言ってるし。
健康問題について、もっとクリエイティブにってことかな。
父の他界:n月に正確に120度
父の死を通して、健康問題について、考えたことはなかったけど、この時期働いていたのは、肝臓内科。
そして、父が亡くなったのは、肝臓がんだった。
子宮全摘:n月に60度
占星家として、最も選んじゃいけない日に手術したけど、出血が5倍だったこと以外は、何の問題もなく経過。
ここが、60度だったからかも。
起業:nMCにスクエア
ヒュゲイアは、水瓶座0度で、MCにスクエア。
あの頃は、カラーセラピーサロンにすることに、一生懸命になってたけどね。
退職:nMCに合
サロンを本格化するために、病院を退職した時には、MCに合。
当時は、ノーマークだったけど。
母の他界:nヒュゲイアに正確に45度
健康問題を考えるのに、最も大きな影響がありそうな、母の他界の時期には、ヒュゲイア同士のアスペクト。
そうだよね。
健康ってどういうこと?だけじゃなくて、死ってどういうこと?ってとこまで、いろいろ考えた。
ヒュゲイアに焦点を当てて見てみたら、結構いろんな表示がてんこ盛りだった!
ちなみに占星術を表す、小惑星ウラニアはこんな感じ