月の記憶をひも解き、本当の自分と向き合うことであなたが手にするのは・・
月の記憶は、私たちの人生のすべてを知っている、心の奥深くにある貯蔵庫。
どんな体験をして、どんな考え方や想いを持って、どんな選択をしてきたのか。
その選択に、後悔をもっていること、諦めようとしていること、そのすべてを知っている。 私たちひとりひとりが持つ、在り方の形を知ってる。
抑圧してきた自分を、認め、愛し、再び迎えに行く道標だ。
月の記憶は、あなたを責めたりしない。
これまでの人生をねぎらい、慈しむ言葉をかけてくれる。
お申し込みはこちら
人は生きていく中で、さまざまな喪失を体験する。
大切な人を失うこと、ペットを失うこと、仕事を失うこと、健康を失うこと・・・
生きていれば喪失体験は避けられず、特に50代は、親や他の家族、親しい人など、大切な人を失うことが避けられない。
私たちは喪失によって深く傷つく。
でも、喪失を体験するということは、心から大切だと思えるものが存在したという証しだ。
私たちは日々の生活の中で、人との出会いや権威やお金などを得ることに必死になる。
多くを獲得することが、人生を豊かにすると信じている。
けど、人生において喪失は日常の中で繰り返され、その度に、今を生きることの意味や 、本当の豊かさとは何かを考え直す機会をくれる。
最も大きな喪失は、大切な人を失うこと。 その大きな喪失の体験が、月の記憶の扉を開き、閉じ込められた感情があらわになる。
月の記憶は幼少期の記憶・母親の記憶・ルーツの記憶だ。
月は、繰り返される日々の生活の中で、必要なものをパターン化し、必要がないものを、閉じ込める。
幼少期の体験から、私たちは生きていくために必要ないと思う感情を抑圧する。
心の奥底で、冬眠のように眠らせる。 長い間、閉じ込められた記憶…感情は、どんなに奥深くに閉じ込めたとしてもなくなりはしない。 そ
れでも、閉じ込めてしまうのは、私たちを守る月の機能。 幼少期の記憶、母親の記憶、ルーツの記憶は、DNAのように受け継がれる。
乳幼児期に吸収する、母親の価値観や信念は、母の母、そのまた母とつながっている、ルーツの記憶でもある。
だから、その価値観に合わないものは、抑圧して生きてきた。
けど、その閉じ込められた中に、本当の自分がいるんだとしたら、閉じ込めてきた月の記憶の扉を、開きたいと願う。
けど、月の記憶の扉は、簡単には開かない。 月の記憶の扉を開く鍵は、喪失体験だ。 40代〜50代にやって来る人生の転機。 そのために 喪失という危機的状況が やって来る。 私たちは、幸せの中でも、喜びと共に、変化をしていくことが可能だ。
けど、本気で変化をしようとするには、大きなインパクトが必要になる。 私たちが、魂が眠ったまま、現実社会の出来事だけを見て生きているとき、魂は危機的状況を創ることで、アラームを鳴らす。 大切な人を亡くすということは、悲しく辛い。
こんなに辛い経験の意味は何だろう。 魂に目覚めることで人生観が変わり、本当の自分を生きるため。 その大きな喪失に抗うことができず、それまで抑圧することで調和を保ってきた、それまでの喪失の体験までもが色鮮やかに蘇る。
「大切な人をなくした人は、過去をなくす。」という言葉に出会った。
本当にそうだろうか?
過去の記憶は、無くなったりしない。
むしろ、今まで触れることがなかった、過去に触れる機会が増え、過去がイキイキと蘇ったり、違う意味を見つけたりする。
そして、抑圧してきた自分の感情にも気づき、面と向かうようになる。
書き換えられた価値観の中で、新たな自己を見出し、再出発が始まる。
ホロスコープと月の記憶
ホロスコープでは、月が表すものは多い。
月星座は、私たちが、人生をどのように生きていきたいのかを、深いところで知ってる。 太陽のエネルギーに目的・方向性を与える、役割を持っているのだ。
月のハウスと、月に対する、強力な角度を持つ天体の影響は、生涯を通じて、個人の動機となり得る。
自分が本来持つ、方向性に向かっている時、私たちが持って生まれたエネルギーは、イキイキと輝く。
月は、年齢域では0歳から7歳くらいを担当している。 この時期、私たちは周囲の人の行動を、真似ることで様々なことを身に着けていく。
その主な相手は、母親であることが多く、月と母親は切り離せない。
月は、幼児・母親・妻・女性一般・感情・習慣・受動性などのキーワードを持ってる。
月は私たちの意識の、一番最初の土台的な部分に影響をあたえるともに、より大きな意識である宇宙からのエネルギーへの入り口であるともいえる。
月の意識は知性が未発達の状態で、言葉にならないような感情や叫びだ。
こうして、人格ができあがっていく。
私たちは、月の記憶のフィルターから、世界を見ていると言っても過言ではない。
月の記憶とインナーチャイルド
月の記憶は、まるで魔法の鏡のように、私たちの内側を見せ、過去の苦しい想いを優しく映し出し、内に秘めたその可能性を輝かせる。
インナーチャイルドの純粋な心を通して、自分自身と向き合い、自分を愛する旅を支え、過去をねぎらい、未来への希望を与えてくれる。
幼少期の経験から、私たちは、表に出していい自分と、抑圧しなくてはいけない自分に分離する。
この、自分を分離している状態を、「インナーチャイルドが傷ついている」と言う。
それは、生きていくための手段であり、人格形成に関わるため、その後の人生に大きな影響をもたらす。
たとえば、父親がとても権威的で怖かった人は、上司(権威者)から少し注意されたりすると、必要以上に委縮する。 また、母親が感情の起伏が激しい人だった場合は、無邪気に感情表現する人が苦手で、必要以上に相手の顔色をうかがう。
さらに、母親が自分の人生を押し付けてくる支配的な人だった場合は、ルールを押し付けてくる人が苦手なのにもかかわらず、自由にされると不安になる。
一見、父親や母親と、社会に出てから出逢う人は関係ないように思える。
しかし、このような反応のパターンが、生きるために必要だと学んでいると、同じようなパターンだと判断すると、危険だと判断するのだ。
この判断を一瞬のうちにやってのけるのが、月の記憶の中に住むインナーチャイルドだ。
インナーチャイルドはとっても優秀で、月の記憶の中に溜め込まれた膨大な記憶の管理している。
心の傷を負ったときと、同じようなものに遭遇した時には、「命の危険が迫っている!」と顕在意識に知らせる。 意識にあげるより先に、は体を使って伝えて来る。
だから、頭でこの人は父親じゃないから怖くないと、言い聞かせようとしても、心臓の鼓動がはやまり、体が緊張する。
ただし、「命の危険が迫っている!」というのは、両親に嫌われたら生きていけないと思っていた幼い子どもの頃の判断基準だ。
実際にはあなたはもう大人なので、たとえ上司に叱られても、友だちの機嫌が悪くても、そんなこととは関係なしに生きていける。
でも、インナーチャイルドは、パターンとして覚えているので、父親なのか上司なのかは考えない。
だから、私たちは、先入観や偏見で必要以上に人を恐れたり、身構えたりしてしまうのだ。
インナーチャイルドがいてくれるから、わたしたちは危険を察知することができる。
けど、心の傷を多く抱えた状態だと、あちこちで過剰反応になってしまうのだ。
過去の傷を癒し、インナーチャイルドの統合を促すことで、自己分離からの解放をもたらす。
インナーチャイルドの声は、時には小さな違和感や不快感として感じられる。
月の記憶は、その声を優しく包み込み、癒しの光を差し込む。
私たちはその光の導きに従いながら、自分のインナーチャイルドと対話し、愛と理解を注ぎ込むことで、心の平安を取り戻していく。
自分を守るために、頑張ってきた自分も抑圧してきた自分も、その全てを肯定して受け入れることができるのだ。
そこから、本当の自分の人生が始まる。
お申し込みはこちら