亡くなった人のメッセージを聴くのは、十分泣いてからでいい。
みぶきえみです。
大切な人を亡くした後、すぐに、その意味を考えなくてもいい。
ゆっくりと、悲しみの海の中に、沈んでてもいい。
涙でできた悲しみの海は、どんなに深く沈んでも、息ができなくなることはない。
その海の中で、心の嵐が過ぎるのを待つ。
大切な人が、残してくれたものに向き合うのは、それからでいい。
母が亡くなって1ヶ月目。
たまたま、死と向き合うセミナーがあって、私は急ぎすぎてしまった。
死の意味を知って、それをちゃんと、生かさなくちゃって。
「〜しなくちゃ」は、一番ダメだって、知ってたはずなのに。
その後、夫の病気がわかり、長男が県外に転勤になり、埼玉の次男が帰省できなくなり、インコのきなこが亡くなって、キャパオーバーになった。
ここまで来ないと、疲れてるって、自覚できなかったんだよね。
久しぶりに、頭の中の、ポジティブ回路が、道路工事状態だった。
こんなことも、経験のひとつになっていくんだよね。
だけど、「星の遺言」に出会えたことは、私の宝物だ。