旅立ちの時に母が残してくれた、星の遺言(命日のホロスコープ)
みぶきえみです。
家族は、星の遺伝的なものがある。 私の家族はこんな感じ。
だから、土星と冥王星が、山羊座23度~24度に向かってる今、大な変化がありそうだと感じていた。
少し、オーブを広めにしてみると、弟は、活動宮21度の太陽と22度の土星が、キレイに180度。
母の旅立ちは、私たち家族が同時に影響を受ける、最たるものだったのだと思う。
家族がなくなる時には、いろんなメッセージを受け取ると思うけど、占星家である私にとっては、星からのメッセージが、もっとも腑に落ちるものだ。
母が旅立った時間に関しては、正式な書類上のものとは違う。
最期は、心臓マッサージや人工呼吸などの、蘇生は行わないと決めていたので、慌てて、医師を呼ぶ必要もなかった。
もし、呼吸が変化して、心拍数が下がり始めた時点で、急いで医師を呼んでも、間に合わなかったほど、早かった。
なので、呼吸が止まり、心拍が0になり、対光反射がないことを確認した時間が、母の旅立ちの時間だと思ってる。
その時間のホロスコープは、とても美しいのだ。
母が旅立った時間、太陽と水星は山羊座19度で、山羊座22度の土星と冥王星を追っかかけていて、そこにセレスも加わっている。
【母のホロスコープに対する影響】
母のホロスコープは、昔レクティファイしたものだから、正確ではないかもしれない。
だけど、旅立ちの日のホロスコープと重ねると、こんな表示がある。
満月間際の太陽と月は、母のホロスコープ冥王星上。
MCルーラーである火星は、母のホロスコープの月の上。
そして、アセンダントは、母のホロスコープのキロンと正確にオポジション。
とてもきれいだと思う。
【弟1のホロスコープに対する影響】
弟にとっては、チャートルーラーの水星に対して、満月の太陽が45度、満月の月が135度だ。
さらに、その水星に対して、火星がコンジャンクション。
牡牛座の天王星は、金星にトライン。
弟にとっては、チャートルーラーへの、大きな影響がある。
【弟2のホロスコープに対する影響】
弟にとっては、山羊座22度の土星&冥王星に加え、牡牛座の天王星の影響もある。
牡牛座の天王星は、弟の水瓶座のMCとスクエアだ。
蟹座19度の月は、弟の月とコンジャンクション(0’23)、蠍座18度のアセンダントは、弟の月とトライン(0’09)
弟にとっては、文字通り、母のナチュラルルーラーである、月に対しての影響だ。
【私のホロスコープへの影響】
私にとっても、月の上の土星&冥王星に加え、太陽の上の天王星の影響だ。
太陽と月に、同時に、トランスサタニアンが重なるこの時期、人生を覆すほどの出来事に、出会うんじゃないかと思っていた。
母が旅立つのは、もう少し先だと思っていたのだけど。
蟹座19度の月は、私の海王星とトライン(0’01)、蠍座18度のアセンダントは、私の海王星にコンジャンクション(0’33)
私にとっては、海王星に対する影響だ。
加えて、蟹座19度の月は、私のホロスコープの蟹座20度のウラニアに重なる。
(占星術や天文を司る小惑星)
母は「占星家の母」だとは思ってなかったはずだけど、この表示を見ると、占星家としての活動を、後押しされているようにも感じる。
ミッドポイントで見ると、0’05未満のものだけでも、これだけある。
旅立ちの日のセレス=私の水星/MC(0’00)
旅立ちの日の太陽=私の海王星/キロン(0’03)
旅立ちの日の火星=私の海王星/キロン(0’02)
旅立ちの日の水星=私の海王星/キロン(0’01)
旅立ちの日の木星=私のノード/MC(0’01)
旅立ちの日の金星=私のキロン/MC(0’03)
水星・海王星・キロン・MC・ノードが中心で、海王星/キロンに集中してる。
旅立ちの日の太陽・水星・火星=私のウラニア=私の海王星/キロン
占星術を、海王星/キロンとして、使うのだろうか?
海王星/キロンって、傷をいやすこと?
もっと魂とつながること?
ここは、これだっていうものに、たどり着いてないけど、海王星/キロンについて、何かアイデアがあったら、教えてほしいなって思う。
そしてこの日、天王星はステーション。
旅立ちの日のホロスコープでは、ICルーラーで、私のホロスコープにとっては、ディセンダントルーラーだ。
どちらもアングルに関係する重要な配置だし、この天王星は、私の太陽の真上だ。
身近な人が、最期の時に与えてくれるのは、愛そのものだ。
倒れてから、10日足らずで、旅立った母。
長期間の介護を必要とするわけでもなく、最後まで、ひとり暮らしで、自分で家事もこなしていた。
「人が作ったものを食べるのはイヤ。」と言ってた母にとっては、いい最期だったのかもしれない。
そして、私にとっても、10日という時間、看護師としてのスキルを使い、母をケアすることができる時間だった。
最期の瞬間に立ち会えたことは、気持ちの面でも、占星家として、メッセージを受け取るにも、大きな意義があった。
10日の午後、「あと12時間」って思ったことが、現実になった。
穏やかな太陽の光を感じながら、夜中の3時ごろじゃないのかという、予感があった。
看護師時代から、データとかではなく、なんか変っていうカンみたいなものがあって、「自分の勤務で看取る」っていうのは、かなりの高確率で、当たってた。
10日の夜、空が暗くなって、満月直前の月が、とても美しく見えた。
この時間から、母の病室を離れることはなかった。
月蝕に旅立った母からのメッセージ、全部受け取れたのかな?
まだまだ、わからない。
けど星の表示は、本当に鳥肌が立つほど、美しい。
冥王星や天王星、大きく深い影響下で、アセンダントや月など、早く動く感受点たちが、具体的なメッセージを届けてくれる。
どんな時でも、星たちは、美しいメッセージを添えて、そのエネルギーを伝えてくれる。
母が亡くなってからは、星の遺言を読み解く作業。
私にとっては、大切なことだった。
前回も、星の表示ってすごいなって思ったんだけど、ふと、ウラニアって、どうなってるんだろ?っていう疑問がわいた。
ウラニア=金星/MC(0’27)、ノード/キロン(0’13)
母は、娘が占星家だとは思ってなかっただろうけど、(多分カウンセラーだと思ってた)星の表示は、個人の意識を超えてる。
金星は、MCルーラーだから、占星術を仕事にするっていうことは、変わらないのかな。
でも、私はやっぱり、「どう生きるのか」に、占星術を使ていきたいし、過去に起こった、苦しい出来事、辛い出来事の意味を、一緒に探していきたいなと思う。