ここから始まっていたのかもしれない。
みぶきえみです。
2019年、父が亡くなってから28年めだった。
それまで、父の命日なんて、思い出すこともなかったくらいだ。
でも、もしかしたら、亡くなった人の思いを受け取りたい気持ちは、ここから始まっていたのかもしれない。
両親は、そろって、2月1日生まれ。
そして、命日も、11月10日と1月11日っていう、数字のシンクロ。
亡くなった日のホロスコープから、星の遺言を紐解いてみたい。
父が亡くなったのは、1991年、私が26歳の時。
父が亡くなった日のホロスコープ
この年、私はふたりの息子を連れて離婚。
26歳だった私は、この子たちを守るんだっていう、使命感みたいなものに駆られていた。
父の死も、弁護士さんを通して知るというような関係性だったから、その死の意味を、考えた事もなかった。
ただ、私たちは、父から愛されてたのかもしれないなって、漠然と思った覚えがある。
アセンダント上のキロンは、私が、私として生きることで、人生に癒しが訪れるって、伝えてくれているよう。
でも、あの頃は、そんなメッセージを受け取れなかった。
そして、MCにスクエアの土星は、これから仕事や社会の中でやって来る、試練に対して、ちゃんと向き合うようにって言ってくれてるよう。
そして、この土星は、私のノード軸に対して、45度&135度。
ますます、この土星の意味が、フォーカスされる。
実際、この頃から、仕事も本格的に復帰した。
妊娠・出産が続いた私は、看護師として一人前になる前に、産休を繰り返してたから。
また、天王星の上には、木星が重なってて、亡くなった時の月は射手座だ。
肝臓がんだった父は、木星に関するメッセージを、強く残したかったんだろう。
*肝臓は木星が支配、木星は射手座の支配星
自分の人生観を、自分で築いていくこと。
父の28回目の命日を超えて、こんなメッセージを受け取った。
父の一生を表すホロスコープ
こちらでは、ディセンダントの上に、土星か重なってる。
ここから始まる、人間関係の試練と、そのプロセスの中で、手に入れることができた恩恵を、表してるようだ。
私のホロスコープの土星に対して、海王星が120度、そして、8ハウスの入り口には、天王星。
死を通して、多くの学びがあるって言われるようだし、太陽と月のミッドポイントである土星に対する強い影響は、それが、ライフワークになり得ることを伝えてる。
驚くことに、このホロスコープには、父との関係性や、父の生き方を彷彿とさせるような、強い表示があった。
星の伝言を受け取る
父が亡くなった頃、子育てと仕事で忙しくて、占星術からも遠ざかっていた。
だから、亡くなった日のホロスコープを作ってみることさえ、しなかった。
28年の時を超えて、メッセージを感じることは、今から何をやっていくのかではなく、今までやって来たことに対する、恩恵が込められているようだ。