ホロスコープは、魂のブループリント(人生の設計図)

\月の記憶の声を聴く心理占星家/

月の記憶の声を聴くと
本当の自分に出逢える!

「あなたの人生最悪!」という占い師一言から始まった占星術の探求
 ➡鑑定人数10000人越えの占星家へ

➡みぶき えみの世界観はこちらから
➡X(Twitter)はこちらから

今日は、ちょっとスピリチュアルな、ホロスコープについて、かいてみようかな。

ホロスコープは、魂のブループリント(人生の設計図)って言われることがある。

もちろん、細かいことが、すべて決まってるわけじゃないけど。

魂は成長のために、必要な時空を選んで生まれてくる。

ホロスコープで、時空を表すのは、アングルだ。

そして、時代を表すのが、冥王星。

今回の人生という枠での課題を与えてくれるのが、土星。

アングルと土星・冥王星には、今回の人生のテーマが、隠されている。

他にも、ノード軸は、前世と未来性をつなぐものとされたり、月星座は、ひとつ前の前世を表すとも言われる。

ホロスコープの中の前世要素、結構沢山ある。

 

ひとつ前の前世を表す月

月は、ひとつ前の前世の太陽といわれることがある。

持って生まれたエネエルギー。

上手く使えていたとしても、そうじゃなかったとしても、自分を動かく原動力になっていた、慣れ親しんだものだ。

だから、そこは心地いい。

努力をした苦しんだ結果が成功だと感じているとしても、人生は人からの恩恵で成り立っていると感じているとしても、心地いいのだ。

だから、月星座のようにあることが、安心感を与えるのだ。

でも、今回の人生では、そこから抜け出さなくてはいけない。

それでも、過去にしがみついていると、
身体の症状として現れ、警告してくることがある。

私の月は山羊座。

前世では、過酷な環境の中で、困難や苦しみを乗り越え、目的に向かうといった経験をしてきた。

だから、今世でも、努力や困難は必要だと思いがちだ。

だから、若いころの困難に耐えることができたんだけど、今世では、もっと感情を表現し、楽しいことを優先してもいいってことを、学ばないといけない。

月星座が同じ人(特に度数まで同じ人)は、ある意味、前世で同じような価値観を持っていたといえる。

そして、同じ時代に生まれていたなら、同じ場所で生きていた可能性もある。

魂が引き合った関係といえるのだ。

 

人生の使命を表すアングル

アセンダントとMCは、時空を表す。

自分が決めた、生まれる時間と場所だ。

アセンダントは、自己表現を表すと同時に、この人生をどう生きたいかの動機付けだ。

MCは、社会の中での役割であると同時に、どんな役割を持たされているのかというものだ。

つまり、アセンダントとMCの組み合わせは、自分を思いっきり表現して、社会にどのように貢献するのかが描かれているのだ。

アセンダントとMCの組み合わせは、28通り。

 

アセンダント射手座&MC乙女座の長男

彼の場合は、オープンで楽観的、楽しい人生を謳歌するために、生まれてきた。

だけど、社会の中では、コツコツと働くこと、つまりサラリーマン的な働き方も必要だ。

その中で、分析すること、秩序立てることも学ぶ必要があるのだ。

得たものを自分なりに昇華しながら、自分独自の考え方を構築していきたいと考えるだろう。

今は、まだ中途半端な感じがする。

仕事はちゃんとするものの、立場と言うことは考えず、上司に文句を言うようだ(笑)

それが、単なる文句ではなく、納得させるだけの説得力を持つようになれば、人生の流れは、変化するんじゃないかな。

 

アセンダント山羊座&MC蠍座の二男

彼は、魂のさらなる成長のために、過酷な現実を生きる醍醐味を味わうために生まれてきた。

ひとつのものに没頭し、深く理解しようとする過程の中で、ハードルを味わうだろう。

また、人と深くかかわるということに対する恐れ、克服というのが、テーマのようでもある。

大きな企業や年長さにも縁があり、その中で、時代を超えた叡智を身につけていくことだろう。

それは、やがて、物事の再生や復活に生かされることになりそうだ。

今は、まだ就職して数年だけど、仕事がら大手企業との縁もあるようだ。

高校時代から続いている、彼女との付き合いは、まさに彼の人生の中核をなすものとなりうるだろう。

アセンダントとMCからみる、あなたの魂の目的

あなたのアセンダント&MCは、どんなことを語っていますか?

あなたが生まれてくるときに選んだ、時空が織りなすもの。

きっとあなたの人生に、大きな豊かさや喜びを、与えてくれるものだと思う。

喜びにたどり着くまでは、超えなきゃいけないハードルがあるって思うけど。

 

人生の課題を与える土星

土星は、現実社会(物質世界)という中に閉じ込められた魂が、どのようなハードルを越えて、魂を成長させようとしているのかを表す。

だから、土星は、試練と言われたり、制限制約と言われたりする。

でも、土星の試練は、いじめとは違う。

どんなに苦しいことでも、辛いことでも、成長のために必要なものだ。

土星は、厳しいだけの星じゃない。

努力したあなたの時間に、必ず答えてくれる。

諦めない気持ちが、呼び起されるから。

あなたも土星の力を使うと、夢を実現することができる。

その夢の実現過程での経験で、人は成長していくのだ。

 

アセンダント上の土星

アセンダント上の土星は、生まれてくるときに、厳しい状況だったことが多い。

望まれない出産であったり、生まれていく環境が厳しかったり。

また、幼少期には体が弱く、特に7歳頃までは、命を落とす危険があることも。

しかし、アセンダント上の土星は、年齢を重ねるごとに、自分っていうものを肯定する力が生まれる。

二男は、アセンダント上に土星が重なっている。

太陽星座の魚座を強く感じないのは、このせいだろう。

実際、彼が生まれる頃は、家庭の状況は複雑で、私が当時の夫と離婚したのは、彼が生後2ヶ月の時だった。

呼吸器が弱く、入退院を繰り返していた。

今は、「身体が弱かった」っていうことが信じられないって、彼女や友達が言うくらい健康だ。

自分について、どう思っているのかは、よくわからないけど。

あなたのホロスコープの、土星の星座やハウスがあらわすものは、最初は苦手意識を強く持つものだ。

それを乗り越えることで、土星からの恩恵が与えられる。

魂が成長するためには、現実社会で地に足をつけて生きることが、必要不可欠なのだ。

 

魂が持つテーマを探求する冥王星

土星が今回の人生での大きなテーマを表すなら、冥王星が持つのは、輪廻転生しても変わらない、あなたのテーマだ。

だから、冥王星を研究しているある占星家は、「人は何度生まれ変わっても、同じ冥王星のもとに生まれる」
って書いてる。

冥王星が持つものは、カルマ的でもある。

だから、冥王星のテーマは避けては通れない。

冥王星がある場所は、人生において、深く不可逆的な変容をもたらす場所だ。

いったん変化してしまったら、もう元には戻れないようなもの。

そして、冥王星は超意識とつながる中での変化を起こすので、現実的には考えられないような選択を迫られることがある。

土星が、地に足をつけて現実を生きる力なら、冥王星は、もっと深い自分につながり、大きな決断をする力だ。

 

2ハウスの冥王星

例えば、2ハウスの冥王星の場合は、例外なく金銭に関することがテーマになる。

自営業であれば、現実的には採算とか、見通しをもって、物事を決める。

収入に直結する職業選択もそうだろう。

しかし、時に冥王星はとんでもないような決断を促す。

私の冥王星は2ハウスだ。

シングルマザーで、大学に進学が決まったばかりの二男がいる状況で、安定した総合病院をやめ、自営を始めるというのは、まさに冥王星的な決断だ。

それができたのは、土星が与える試練に向き合い、ある程度、土星からのサポートが得られる年齢になっていたからだとも思う。

大きな決断の時期は、人によって違う。

冥王星のスクエアの時期に起こる人、ソーラーアークセミスクエアの時期に起こる人、また、他の天体に刺激されて起こることもある。

個人のホロスコープによって、ずいぶん違うのだ。

 

前世や未来世、人との縁を表すノード軸

ノード軸は、太陽と月の交わる点。

ノースノードは、月の昇交点で、ドラゴンヘッドと呼ばれることもある。

サウスノードは、月の降交点で、ドラゴンテイルと呼ばれることもある。

このふたつは、180度になっていて、ふたつを合わせて、ノード軸といわれる。

 

過去世と未来世

サウスノードは、過去世を表しノースノードは、未来世を表す。

過去世の記憶は、サウスノードに保存され、今の人生に大きな影響を与える。

サウスノードがある星座やハウスは、慣れ親しんだものであり、苦しくて疲れ果てた時に安らげる。

その一方で、安易な避難場所として使い、成長することを、妨げてしまうこともある。

複雑に絡み合った、過去世の記憶は、ひとつひとつの出来事の、根底に流れ続ける。

ノースノードは、今回の人生から未来へとつながるイメージだ。

ノースノードが表すことは、未知であり、今までの、慣れ親しんだものとは違う。

だけど、そこにチャレンジしていくことで未来世に向けての、歩みが始まる。

 

人との縁

もっと現実的な視点では、人間関係を表す。

だけど、よく考えたら、人との縁ほど不思議なものってない。

私は、いくつもの偶然で今の夫と出会ったけど、私たちの月は、お互いのノード軸/アセンダントに、正確に接している。

運命の相手を見極めるのにも、ノード軸は欠かせない。

強くひかれあうそのエネルギーは、私たちの行動を変えさせ、出逢うタイミングを作るのだ。

大切なパートナーシップだけではなく公衆とのかかわりを示す。

 

母親との関係

出生図においては、太陽と月の交点であるノード軸は、母親との関係を表す。

ノード軸に、正確にアスペクトしている天体があれば、その天体の意味に関して、母親の影響を大きく受ける。

特に、太陽や月が、コンジャンクションしている場合では、人生を母親に、支配されているように感じるだろう。

でも、その母親を選んで生まれてきたことに、魂的な意味があるのだ。

最初の人間関係である母親は、人生全般において、とても強い影響を与える。

母親の胎内にいる時の記憶が、人生の根底にあり、苦しめることもある。

しかし、そこから抜けていくプロセスこそが、魂の目的でもあるのだ。

ノード軸(ドラゴンヘッド&ドラゴンテイル)のMeanとTrue

 

魂のブループリントを読み解く方法

上記に揚げた、ポイントをまずはチェックしてみると、見えてくるものがあると思う。

土星は約29年、ノード軸は約19年、冥王星は約248年の公転周期を持つ。

これらの天体が、トランジットで重なり、さらに、出生図に影響している時は、非常に大きなエネルギーの変化を体験するだろう。

特に、3度目のノード軸のリターンと、2度めのサターンリターンは、相次いで起こる。

55歳頃から57歳頃のこの転機は、今までの経験を踏まえて、魂の目的を成し遂げるための、最終章のスタートといってもいいだろう。

そして、上記以外に天王星のスクエアやオポジション、海王星のスクエアの時期を検討してみることで、浮かび上がってくるものがあるだろう。

魂のブループリントは、そのプラン通りに進むため、あなたに様々な経験をさせようとする。

そこに、自ら向き合ってチャレンジしていくのか、逃げ続けるのかによって、現実の人生の質は、大きく変わってくるといえる。