ホロスコープは、魂のブループリント(人生の設計図)
みぶきえみです。
今日は、ちょっとスピリチュアルな、ホロスコープについて、かいてみようかな。
ホロスコープは、魂のブループリント(人生の設計図)って言われることがある。
もちろん、細かいことが、すべて決まってるわけじゃないけど。
魂は成長のために、必要な時空を選んで生まれてくる。
ホロスコープで、時空を表すのは、アングルだ。
そして、時代を表すのが、冥王星。
今回の人生という枠での課題を与えてくれるのが、土星。
アングルと土星・冥王星には、今回の人生のテーマが、隠されている。
他にも、ノード軸は、前世と未来性をつなぐものとされたり、月星座は、ひとつ前の前世を表すとも言われる。
ホロスコープの中の前世要素、結構沢山ある。
ひとつ前の前世を表す月
月は、ひとつ前の前世の太陽といわれることがある。
持って生まれたエネエルギー。
上手く使えていたとしても、そうじゃなかったとしても、自分を動かく原動力になっていた、慣れ親しんだものだ。
だから、そこは心地いい。
努力をした苦しんだ結果が成功だと感じているとしても、人生は人からの恩恵で成り立っていると感じているとしても、心地いいのだ。
だから、月星座のようにあることが、安心感を与えるのだ。
でも、今回の人生では、そこから抜け出さなくてはいけない。
それでも、過去にしがみついていると、
身体の症状として現れ、警告してくることがある。
私の月は山羊座。
前世では、過酷な環境の中で、困難や苦しみを乗り越え、目的に向かうといった経験をしてきた。
だから、今世でも、努力や困難は必要だと思いがちだ。
だから、若いころの困難に耐えることができたんだけど、今世では、もっと感情を表現し、楽しいことを優先してもいいってことを、学ばないといけない。
月星座が同じ人(特に度数まで同じ人)は、ある意味、前世で同じような価値観を持っていたといえる。
そして、同じ時代に生まれていたなら、同じ場所で生きていた可能性もある。
魂が引き合った関係といえるのだ。
人生の使命を表すアングル
アセンダントとMCは、時空を表す。
自分が決めた、生まれる時間と場所だ。
アセンダントは、自己表現を表すと同時に、この人生をどう生きたいかの動機付けだ。
MCは、社会の中での役割であると同時に、どんな役割を持たされているのかというものだ。
つまり、アセンダントとMCの組み合わせは、自分を思いっきり表現して、社会にどのように貢献するのかが描かれているのだ。
アセンダントとMCの組み合わせは、28通り。
アセンダント射手座&MC乙女座の長男
彼の場合は、オープンで楽観的、楽しい人生を謳歌するために、生まれてきた。
だけど、社会の中では、コツコツと働くこと、つまりサラリーマン的な働き方も必要だ。
その中で、分析すること、秩序立てることも学ぶ必要があるのだ。
得たものを自分なりに昇華しながら、自分独自の考え方を構築していきたいと考えるだろう。
今は、まだ中途半端な感じがする。
仕事はちゃんとするものの、立場と言うことは考えず、上司に文句を言うようだ(笑)
それが、単なる文句ではなく、納得させるだけの説得力を持つようになれば、人生の流れは、変化するんじゃないかな。
アセンダント山羊座&MC蠍座の二男
彼は、魂のさらなる成長のために、過酷な現実を生きる醍醐味を味わうために生まれてきた。
ひとつのものに没頭し、深く理解しようとする過程の中で、ハードルを味わうだろう。
また、人と深くかかわるということに対する恐れ、克服というのが、テーマのようでもある。
大きな企業や年長さにも縁があり、その中で、時代を超えた叡智を身につけていくことだろう。
それは、やがて、物事の再生や復活に生かされることになりそうだ。
今は、まだ就職して数年だけど、仕事がら大手企業との縁もあるようだ。
高校時代から続いている、彼女との付き合いは、まさに彼の人生の中核をなすものとなりうるだろう。
あなたのアセンダント&MCは、どんなことを語っていますか?
あなたが生まれてくるときに選んだ、時空が織りなすもの。
きっとあなたの人生に、大きな豊かさや喜びを、与えてくれるものだと思う。
喜びにたどり着くまでは、超えなきゃいけないハードルがあるって思うけど。
人生の課題を与える土星
土星は、現実社会(物質世界)という中に閉じ込められた魂が、どのようなハードルを越えて、魂を成長させようとしているのかを表す。
だから、土星は、試練と言われたり、制限制約と言われたりする。
でも、土星の試練は、いじめとは違う。
どんなに苦しいことでも、辛いことでも、成長のために必要なものだ。
土星は、厳しいだけの星じゃない。
努力したあなたの時間に、必ず答えてくれる。
諦めない気持ちが、呼び起されるから。
あなたも土星の力を使うと、夢を実現することができる。
その夢の実現過程での経験で、人は成長していくのだ。
アセンダント上の土星
アセンダント上の土星は、生まれてくるときに、厳しい状況だったことが多い。
望まれない出産であったり、生まれていく環境が厳しかったり。
また、幼少期には体が弱く、特に7歳頃までは、命を落とす危険があることも。
しかし、アセンダント上の土星は、年齢を重ねるごとに、自分っていうものを肯定する力が生まれる。
二男は、アセンダント上に土星が重なっている。
太陽星座の魚座を強く感じないのは、このせいだろう。
実際、彼が生まれる頃は、家庭の状況は複雑で、私が当時の夫と離婚したのは、彼が生後2ヶ月の時だった。
呼吸器が弱く、入退院を繰り返していた。
今は、「身体が弱かった」っていうことが信じられないって、彼女や友達が言うくらい健康だ。
自分について、どう思っているのかは、よくわからないけど。
あなたのホロスコープの、土星の星座やハウスがあらわすものは、最初は苦手意識を強く持つものだ。
それを乗り越えることで、土星からの恩恵が与えられる。
魂が成長するためには、現実社会で地に足をつけて生きることが、必要不可欠なのだ。
魂が持つテーマを探求する冥王星
土星が今回の人生での大きなテーマを表すなら、冥王星が持つのは、輪廻転生しても変わらない、あなたのテーマだ。
だから、冥王星を研究しているある占星家は、「人は何度生まれ変わっても、同じ冥王星のもとに生まれる」
って書いてる。
冥王星が持つものは、カルマ的でもある。
だから、冥王星のテーマは避けては通れない。
冥王星がある場所は、人生において、深く不可逆的な変容をもたらす場所だ。
いったん変化してしまったら、もう元には戻れないようなもの。
そして、冥王星は超意識とつながる中での変化を起こすので、現実的には考えられないような選択を迫られることがある。
土星が、地に足をつけて現実を生きる力なら、冥王星は、もっと深い自分につながり、大きな決断をする力だ。
2ハウスの冥王星
例えば、2ハウスの冥王星の場合は、例外なく金銭に関することがテーマになる。
自営業であれば、現実的には採算とか、見通しをもって、物事を決める。
収入に直結する職業選択もそうだろう。
しかし、時に冥王星はとんでもないような決断を促す。
私の冥王星は2ハウスだ。
シングルマザーで、大学に進学が決まったばかりの二男がいる状況で、安定した総合病院をやめ、自営を始めるというのは、まさに冥王星的な決断だ。
それができたのは、土星が与える試練に向き合い、ある程度、土星からのサポートが得られる年齢になっていたからだとも思う。
大きな決断の時期は、人によって違う。
冥王星のスクエアの時期に起こる人、ソーラーアークセミスクエアの時期に起こる人、また、他の天体に刺激されて起こることもある。
個人のホロスコープによって、ずいぶん違うのだ。
前世や未来世、人との縁を表すノード軸
ノード軸は、太陽と月の交わる点。
ノースノードは、月の昇交点で、ドラゴンヘッドと呼ばれることもある。
サウスノードは、月の降交点で、ドラゴンテイルと呼ばれることもある。
このふたつは、180度になっていて、ふたつを合わせて、ノード軸といわれる。
過去世と未来世
サウスノードは、過去世を表しノースノードは、未来世を表す。
過去世の記憶は、サウスノードに保存され、今の人生に大きな影響を与える。
サウスノードがある星座やハウスは、慣れ親しんだものであり、苦しくて疲れ果てた時に安らげる。
その一方で、安易な避難場所として使い、成長することを、妨げてしまうこともある。
複雑に絡み合った、過去世の記憶は、ひとつひとつの出来事の、根底に流れ続ける。
ノースノードは、今回の人生から未来へとつながるイメージだ。
ノースノードが表すことは、未知であり、今までの、慣れ親しんだものとは違う。
だけど、そこにチャレンジしていくことで未来世に向けての、歩みが始まる。
人との縁
もっと現実的な視点では、人間関係を表す。
だけど、よく考えたら、人との縁ほど不思議なものってない。
私は、いくつもの偶然で今の夫と出会ったけど、私たちの月は、お互いのノード軸/アセンダントに、正確に接している。
運命の相手を見極めるのにも、ノード軸は欠かせない。
強くひかれあうそのエネルギーは、私たちの行動を変えさせ、出逢うタイミングを作るのだ。
大切なパートナーシップだけではなく公衆とのかかわりを示す。
母親との関係
出生図においては、太陽と月の交点であるノード軸は、母親との関係を表す。
ノード軸に、正確にアスペクトしている天体があれば、その天体の意味に関して、母親の影響を大きく受ける。
特に、太陽や月が、コンジャンクションしている場合では、人生を母親に、支配されているように感じるだろう。
でも、その母親を選んで生まれてきたことに、魂的な意味があるのだ。
最初の人間関係である母親は、人生全般において、とても強い影響を与える。
母親の胎内にいる時の記憶が、人生の根底にあり、苦しめることもある。
しかし、そこから抜けていくプロセスこそが、魂の目的でもあるのだ。
魂のブループリントを読み解く方法
上記に揚げた、ポイントをまずはチェックしてみると、見えてくるものがあると思う。
土星は約29年、ノード軸は約19年、冥王星は約248年の公転周期を持つ。
これらの天体が、トランジットで重なり、さらに、出生図に影響している時は、非常に大きなエネルギーの変化を体験するだろう。
特に、3度目のノード軸のリターンと、2度めのサターンリターンは、相次いで起こる。
55歳頃から57歳頃のこの転機は、今までの経験を踏まえて、魂の目的を成し遂げるための、最終章のスタートといってもいいだろう。
そして、上記以外に天王星のスクエアやオポジション、海王星のスクエアの時期を検討してみることで、浮かび上がってくるものがあるだろう。
魂のブループリントは、そのプラン通りに進むため、あなたに様々な経験をさせようとする。
そこに、自ら向き合ってチャレンジしていくのか、逃げ続けるのかによって、現実の人生の質は、大きく変わってくるといえる。