小惑星パンドラが伝える、好奇心と変化
みぶきえみです。
最近の小惑星ブームは、パンドラ。
定期的にマニアックなブームはやってくるけど、今回はパンドラみたい(笑)
昔、「ひとりぼっちのパンドラ」っていう漫画があって、すごく好きだったの思い出す。
ちょっと暗い物語だけど。
パンドラの物語は以下の記事で。
パンドラの箱は、すべての禍を閉じ込めてたのに、好奇心旺盛なパンドラは、開けてしまった。
それで、人間は苦しむことになったんだけど、その箱の底には、希望があったんだよね。
私たちは、十分満たされて、光だけの世界に生きていると、きっと光ということを認識できない。
何かを深く知るために、分離の経験、つまり光と影に分かれる経験が、必要なんだよね。
パンドラは、変化を起こさせる好奇心の原理。
分離があるから、変化を起こさせようとする。
変化を起こすことで、予期していなかった新たな可能性の扉が開く。
また、パンドラは、それまで隠されていたものを、明るみに出したり、希望となるものを得ることもある。
パンドラの公転周期は、4.58年。
だから、天王星のハーフリターンと重なる9週目の41歳、2度目のサターンリターンと重なる13週目の59歳は、パンドラによって、隠されたものが明るみに出る可能性がある。
けれど、そこに向き合うのが苦しい時、それまでの人生で与えられていた希望とも出会うのだ。
楽しい時でも、苦しい時でも、知りたいと思うのは、好奇心の力だ。
私のパンドラは、12ハウスのカスプ上。
パンドラの象意だけでなく、12ハウスとしても、何らか隠されたものをイメージさせる。
そして、そこには死と再生のイメージも、ついてくる。
希望という意味で見れば、長男を出産した年、リターン上のセレス(牡牛座との関連を見れば、ICルーラー)はパンドラとトライン、次男を出産した年は、ICルーラーの水星とトライン。
今の夫と結婚した年の、リターンのパンドラは、私の出生図の海王星(8ハウスルーラー)に合。
また、死という意味で見れば、父が亡くなった年、リターンのパンドラは、私のネイタルの太陽/月、母が亡くなった年、リターンのパンドラは、土星・ノード・冥王星にスクエアで、そこは、私の出生図の月の位置。
母が亡くなった時のパンドラは、私の出生図の、アセンダント/MC。
人が大きな変化を起こすのは、何らかの危機に関わった時・・・病気や人間関係の崩壊、仕事の喪失、身近な人の死・・・すべて、何かを失った時だ。
パンドラが明けた、災いを経験するとき、人は本気で変わろうとする。
そこに希望がなければ、乗り越えられないような状況でも、希望を手に、前に進むことができるのだ。
ちなみに、エレメント別で、どのような大きな変化が起こされるのかは違う。
水のサインのパンドラを持つ私は、深い感情による変化、そして、12ハウスという未知の世界への恐怖との対峙から、生まれて来るものだろう。
他にもハーモとかドラコニックとか、自分のホロスコープだから、やりたい放題だけど、今回の記事は、リターンを中心でここまでで。