生まれた世代の、目的を後押しする、トランスサタニアンから土星の力
みぶきえみです。
● 生まれた世代の、目的を後押しする、トランスサタニアンから土星の力
こんにちは。癒しの占星家・蛭田えみ(EMMY)です。
土星は、アスペクトする星を鍛える、じゃ、アスペクトを受けるとどうなるの?
それは、むしろ、土星を鍛えてくれるものなんじゃないか?
単純に、トランスサタニアンから土星へのアスペクトって見たら、同世代の人は同じ。
でも、土星による鍛錬を、どう受け止め成長してきたのかで、影響は変わる。
土星が、個人として、現実を生きることを鍛練して、そのあと、天王星のハーフリターンでトランスサタニアンの扉が開く。
天王星のハーフリターンでは、今までの常識や正しいと思っていたことの、外にある経験をしていく。
ふわふわの綿菓子が、固い千歳飴になって、もう壊れることもないって思ってたのに、自らの選択で、折っちゃう、砕いちゃう・・・みたいな。
完成だと思ってたものは、そうじゃなかった。
だから、他のもので、自分を創り上げたいという衝動に駆られる。
もっと、自分らしく生きたいという想いを、現実化するのだ。
魂的にやっていきたいことのために、サターンリターン(土星回帰)までの経験が、生きるんじゃないかな。
私は、天王星のハーフリターンで、人生を大きく変えた。
その時は、看護師時代のことは、過去のことで、すべて手放すって思ってた。
だけど、2度めのサターンリターンが近づいた今、最初のサターンリターンまでに、培ってきたことの素晴らしさに、改めて気づく。
砕いた千歳飴は、役に立たないんじゃなくて、もう一度、新しい何かを加えて、成形し直す。
そして、自分の経験が、とても貴重で、魂の目的に向かうための、かじ取りになるのだと腑に落ちる。
新しい方向に向かう前、安定していた地面が揺れるように、心身ともに、不安定な状態になることがある。
だからこそ、自分を深く見つめ、方向性を定められる。
トランスサタニアンの影響は、サターンリターンから天王星のハーフリターンまでで築いた、揺るがないものがあるからこそ、壊すときの衝撃も大きい。
だけど、もっともっと、自分らしく生きるためには、壊すという選択も必要なのだ。
土星は、現実世界と、魂の世界をつなぐ、海のようにも思える。
安定した陸地から、ゆらゆらと揺れる、海へと漕ぎ出す。
そこは、真っ暗で先が見えなくて、不安や恐怖があるかもしれない。
だけど、自分を信じる気持ちが、灯台の灯りのように、道を照らしてくれる。
私のホロスコープにある、土星ー冥王星(8ハウスー2ハウス)のタイトな180度は、人生全般に、とても大きな影響をもたらす。
土星までの意識でいる時、いつも人の目が気になり、人の価値に振り回されていた。
だけど、それを超えて、何かが変わったと感じるようになってから、人の価値と自分の価値に、線を引くことができるようになった。
だから、自分が思ったことを表現し、やりたいことをやり、一緒にいたくない人とは距離をとる選択ができるようになった。
それは、一見わがままに見えるけど、自分をご機嫌にしておくって、とっても大切なこと。
これは、土星が受けた、冥王星からの大きな恩恵のように感じてる。
私たち世代の人は、土星ー冥王星または、土星―天王星をもってる。
この時代を選んできた私たちの、魂のテーマでもあるのだと思う。