キロンの傷を癒すために与えられたもの

\月の記憶の声を聴く心理占星家/

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ホロスコープのキロンは、あなたの魂の傷を癒すために、与えられたものを知っている。

答えは自分の中にあるっていうように、キロンの傷は、それを癒す方法を知ってる。

訳もなく恐れること、悲しいと感じることってない?

それは、あなたの魂が成長するために、与えられたものだし、その理由を知ることで、傷は癒されていく。

キロンは、ホロスコープの1周を約50年かけて回る。

キロンからの声を聴くには、キロンがどの星座にあるのかだけじゃなくて、アスペクトやネットワークとして、見ていくことが必要だ。

 

Aさんの場合

彼女のキロンは魚座。

魚座の支配星の海王星を見ると、3ハウスだ。

彼女の傷をいやすために、与えられたものは、考え方やコミュニケーション、適応や通信、兄弟姉妹の問題によって、もたらされる。

彼女は、15年前からイギリスに住んでる。

海外に移住したことで、考え方やコミュニケーション、適応や通信の問題が、彼女が成長するためのハードルとして、やって来た。

そして、兄弟がいないことによって、日本に残した両親に対する問題も、浮かび上がってくる。

また、キロンは、9ハウスの支配星である木星と、緊張のアスペクトを持ってる。

木星や9ハウスは、海外を表すので、彼女が海外移住して、キロンの傷を癒そうとしている様子が、表れている。

キロンの傷を癒すには、現実問題としての、ハードルとして現れることが多い。

文化の違いやコミュニケーションの壁にぶつかりながらも、乗り越えてきたこと。

そこから得たことは、彼女の漠然とした恐れをぬぐい、自分の人生を、自分の足で歩くという自信を、もたらしてくれた。

それは、キロンの物語が、自分を癒すための旅に出たけれど、癒してくれる人はおらず、結果的に、自分がヒーラーになっていたという物語そのままだ。

優しく癒してくれる人や、楽に乗り越えられる方法が、あるわけじゃない。

キロンが伝えるのは、現実的なハードルを越えること(旅に出ること)で、傷が癒されていく(自分がヒーラーになって自分を癒す)こと。

あなたの魂の傷は、キロンを通して、時に困難として現れ、乗り越えることで、真の豊かさを手に入れることができるのだ。