50代になったから愛おしいと思える「くたばれ専業主婦」がバイブルだったあの頃
みぶきえみです。
ちょっと過激なタイトルだけど、ちょうど、サターンリターン(29歳頃)を過ぎて、ふたりの息子と、3人で暮らしてた頃、この本に出会った。
「くたばれ専業主婦」
専業主婦の女性は、外に出て稼ぐ能力もないくせに、偉そうにするな ・・・みたいな感じの内容。
今振り返ったら、生き方なんて、人それぞれって思うけど、その頃の私にとっては、バイブルだった。
子供の頃から、「働かざる者食うべからず」と言われて育った私。
30代になった頃は、小学生の息子ふたりを育てながら、3交代の勤務をこなす日々。
子供の頃からの思い込みと、嫉妬が、マックスになった状態だったんだと思う。
そして、お金は苦労の対価として得るものって思ってたから、楽しそうに、稼いでる人見たら、裏で悪いことしてる・・・みたいに思ってたこともある。
今考えると、笑え過ぎるけど、当時は、本気でそう思ってた。
だから、働かないことは価値がないって思ってて、働かない主婦は、価値がないって思ってた。
こんな人、嫌だよね(笑)
お金は苦労して得る対価っていう、価値観だったから、お金に苦労してきたんだよね。
でも今は、お金は楽しいことして得る対価って思ってる。
楽しくて好きなことは、才能があることだし、それが人の役に立つんなら、こんないいことはない。
それでも、いまだに、ちゃんと働かなきゃっていう思いが、顔を出すことがある。
それに気づくと、メッチャ笑える。
根っこ、どこまで深いんだよって。
でも、それって、気づけば笑えるほどになるし、誰にだってできることだ。
あなたが、自分の人生を歩むには、思い込みに気づくことが必要。
人生を豊かに生きるために。