占星術とどう向き合っていくのか
みぶきえみです。
占星術は大好き!
私たちは、超新星爆発から生まれた、星のかけら。
だから、宇宙の星のエネルギーが、どんなに遠くにあっても、共鳴するものはあると信じてる。
例えば、トランスサタニアンの移動による、時代の変化は、確実に私たちの生活に、影響を及ぼす。
昔は花形だった職業が、無くなっていくっていうのも、そういうことだろう。
けど、今の宇宙エネルギーを、どう受け止め、どう解釈し、どう行動するのかは、私たちひとりひとりに任されている。
「星は何もしない」
尊敬するティル先生の言葉。
「星が整然と並ぶのを、待ってはいけない。」
占星術は、「占」っていう字がついてるから、占いの印象が強い。
だから、星が何かをしてくれるのを期待したり、最も素晴らしい日はいつかを、知りたいと思う。
私たち世代になると、寿命を知りたいっていう人もいる。
だけど、まるで自分の人生を、星に操られているように考えるのは違う。
もちろん、その気持ちはよくわかる。
だって、私自身、自分の運命が知りたくて、占星術にのめりこんだ。
けど、星は答えを持っていない。
星の答えを求め、すがりたくなったら、自分が混乱し、自分の人生の主導権を、明け渡しているということだ。
私が、メンタルダウンして、辛かった時「誰かに何とかしてほしい。私はどうなるんだろう?」って、言葉がよぎった時に、ふと、我に返った。
私は自分の人生の、コントロール権を、放棄してるって。
もちろん、そこから回復するのには、時間が必要だったし、今でも完璧ではないかもしれない。
だけど、今自分に起こっていること、その出来事が掘り起こした、過去に抑圧し見るのを避けてきたものを直視することは、少し上手になったかもしれない。
占星術を、未来を予言したり、その人の才能を決めたりするものとして使うのは、やっぱり違うんじゃないかっていう想いは、日々強くなっていく。
だから、どう向き合ったらいいのかを、真剣に考えることができた。
ホロスコープの星が語ることに耳を傾ける。
クライアントさんとの対話の中で、そのエネルギーを言葉にするとき、クライアントさん自身が、琴線に触れる言葉を選ぶ。
そうして、未来のビジョンを描いていく。
予想可能な未来じゃなくて、もっともっと、大きなビジョンを持っていい。
そして、そのために今、この宇宙のエネルギーを、どんな風に使っていくのか。
また、自分がどう生きたいということだけじゃなく、宇宙は私に何を求めているのか。
冥王星の月へのアタックは、私に根本的なものの考え方や、生きるために抑圧してきた沢山のものの扉を開けた。
けど、そこからどうするのは、私の選択だ。
コンサルテーションの中で、星が示すものを、正確に伝えたいってずっと思ってきたけど、今は違う。
コンサルの中で、クライアントさんと一緒に創るその場で、魂からあふれてくるような喜びを感じたい。
そして、自分の人生を信じる力、相手の人生を信じる力を、感じていたいと思う。