木星周期が伝えてくれるもの
みぶきえみです。
天体は、それぞれ動く速さが違う。
最も早く動く月は、約28日だし、最も遅く動く冥王星は、約248年だ。
12年周期で動く木星は、起点とする時期から12年ごとの報酬を表す。
木星は、拡大・発展の星だ。
木星周期の時期には、社会からの方かが得られ、人生の中でもとてもポジティブな時期であるといえる。
木星周期の、望ましい変化は、「より良い未来を築くチャンスを見出し、掴み取るチャンスの時期」だ。
その時に起こったことが、たとえ、望まないことだとしても、そこから見出したチャンスは、しょらいに大きく影響を与える。
そして、この時期のチャンスは、未知のものであることが多く、そこに飛び込んでいく勇気も、試されることになるだろう。
そして、望ましくない変化は、努力を怠ることや、事実を見ずに楽観的になりすぎること。
楽観的であることは、素晴らしいことだと思うけど、それは、事実をきちんと見たうえでのことだ。
人生には、もっと希望や未来があり、新しい扉を開くことができると、思うことができると、劇的な変化につながる。
その変化を起こすために、様々な出来事が起こるはずだ。
12年周期の木星の、最初の起点は、その人によって違う。
50代からの私たちは、特に45歳から55歳までにやってくる、木星周期が最重要だ。
その時期に、受け取ったものは、あなたの未来を豊かにするための、大きなヒントなのだ。
今年の夏企画では、木星の報酬も含め、土星・天王星・海王星・冥王星の影響を、改めて見直してみる。
ひとつの天体の周期という視点で見ると、見えてくるものがあるのだ。
木星のサインの使い方も、ハウスの使い方も、年齢によって異なる。
例えば、5ハウスの子供のテーマは、40代くらいまでは、現実的に子育てというテーマとして、現れることも多いけど、年齢を重ねると変わってくる。
残りの人生が半分を切ったと感じる、この年齢だからこそ、しっかりと自分に向き合う、機会にしてほしい。
私の木星周期は、どうなっているのか?
まずは、ホロスコープでの木星のコンディションをチェックする。
私の木星は、双子座10ハウスで、5ハウスルーラーだ。
もともと木星は、社会的な報酬という意味があるけど、10ハウスにある私にとっては、さらに重要になる。
それは、双子座がつかさどる、興味ある情報を伝達することや、自分や人の体験を面白い逸話として伝えることというような、分野の可能性があるだろう。
そして、5ハウスルーラーであるということは、子供に関することや、自分の創造性に関連しているとわかる。
私の木星周期の起点は、11歳。
この年、かべ新聞コンクールで1位になったことや、(少しずれるけど)卒業文集の編集委員になって、あとがきや表紙を担当した。
「書く」ことに対しての報酬だったと思う。
次にやってくる23歳は、結婚出産なので、子供を持つ喜びであり、5ハウスルーラーっぽいなと感じる。
次の34歳の時は、忙しすぎて、はっきり覚えてない。
看護学校の講義を担当していたから、テキストを作ったり、そこに絵をつけたりすること、新人教育のための資料を作ったりすることを、やってたような気がする。
そして、46歳の時は、カラーセラピーの先生になったころで、年に数回も海外に行った時期だ。
私の木星は、アセンダント/キロンでもあるから、癒しというテーマにもひかれたのだろう。
そして、それをたくさんの人に、伝えていきたいと思った。
「学び」「教える」に関することで、双子座っぽいなと思う。
木星周期で見ると、学んだり教えたり書いたりすることと、子供に関することが、大きな報酬だったといえる。
そして、次にやってくる58歳は、2度目のサターンリターンとも重なる。
自分の体験や、人と共有した体験を、物語として書いていきたいと思ってる。
そのために、双子座的な伝えることと、5ハウス的な創造性を、発揮していけたらいいな。