傷を自覚しているから、優れた癒し手になれる~キロンが語ること
みぶきえみです。
先日、大阪にキロンのセミナーに行ってきた。
天体の意味を理解するには、ちょっとした天文学や神話の知識が、とっても役にたつ。
キロンの軌道は、土星と天王星の間。
時に土星の内側を通る。
目に見えるものと、見えないものをつなぐ世界観。
セミナーの中で、印象に残ったことは、アーキタイプは、少なくともペアで存在するという考え方。
癒し手が存在するためには、傷を負ったものが必要。
でも、本当はそのどちらも、自分の中にある。
だからキロンは、傷を負ったヒーラーだ。
それゆえ、キロンの傷は、癒えることがない。
癒えない傷があるからこそ、優れた癒し手であるという事。
特に優れたヒーラーであろうとする時、自分の傷を閉じ込めてしまう。
そして、他者にその傷を投影し、傷ついた人を作っていくのだ。
自分の中にも傷があると自覚すれば、傷ついている目の前の人の中の、優れたヒーラーを見出すことができる。
ペアで存在するアーキタイプは、自分の中にどちらもあるんだよね。
セミナーの中で、キロンの周期を追っていくと、とっても不思議な出来事の一致にびっくりする。
だから、私はこの人生を選んだのかって。
あなたのホロスコープのキロンも、きっと多くのことを語りかけてくれる。