ホロスコープの月が表す、母親像

\月の記憶の声を聴く心理占星家/

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ひとつの天体が表すものは、沢山ある。

月は、本当に叶えたい欲求であるとともに、内面とか無意識とかって言われる。

そして、月には「母親」という側面がある。

あなたから見た母親

月星座は、あなたから見た母親を表す。

ここで、大切なのは「あなたから見て」っていうところ。

ホロスコープの月は、母親がどんな人かを、表しているわけじゃない。

あくまで、あなたから見た母親のイメージ。

先日、4姉妹とお母さんが来てくれた。

お母さんはもちろんひとりだ。

でも、4人姉妹のホロスコープの月の星座やハウスは、ばらばら。

ということは、4姉妹が、お母さんをどんな風に感じているのかは、それぞれ違うってこと。

4姉妹の月星座は、牡牛座・双子座・魚座・山羊座。

それぞれが、母親をどんな風に感じてたのだろうか?

 

牡牛座の月の母親像

牡牛座の月の母親像は、現実的な欲求を満たしてくれる人だ。

日々の生活の中でとても頼りになると感じてる。

側にいることが心地よく、ちょっと頑固なところもあるけど、よさを引き出してくれる母親だ。

けれど、子供を押さえつけ、自分の所有物のよう扱う母親もいる。

実際の彼女は、お母さんをとても頼りにしてた。

たまたま、母親と感覚が似ていたためか、同じものを買ったり、同じ趣味を持って、一緒に楽しんでいる。

 

双子座の月の母親像

双子座の月の母親像は、とってもいろんなことを知っている、知的で物知りで知的欲求を満たしてくれる人。

探求心や独立心を満たしてくれて、いろんな相談もできる。

関係がうまくいかないと、探求心や独立心を抑えつけられることも。

実際彼女は、お母さんを一言でいうと、「物知り」だと言ってた。

それは、彼女の知的好奇心を刺激し、ある時期までは、吸収することが楽しかったけど、成長するにつれ、知識を押し付けてくる母親に、うんざりだったようだ。

 

魚座の月の母親像

魚座の月の母親像は、とても繊細で空想の世界を語るような、少し現実離れした人だ。

いつも自分のことを分かってくれているという、安心感を持ってる。

関係が密接過ぎ、母親と一心同体だと感じる危険もあるかも。

彼女が抱えているもは、まさに、母親との強い一体感。

やりたいことがあるけど、お母さんと離れて、県外の大学に行くのは不安って言ってた。

もっと、この月が成長してくると、どこにいても見守られている感じを、体感するんじゃないかと思う。

 

山羊座の月の母親像

山羊座の月の母親像は、堅実で頼りがいはあるけれど、価値観を押し付けてくる人。

社会的な常識を持った優れた人だ。

関係がうまくいかないと、権威的に意見を押し付けてくることに、強い反発を抱く。

彼女は、母親のことを、先生みたいだと言ってた。

権威の中にいることは、自分で決定しなくてもいいという、安心感がある。

だけど、その権威の中で、本来の自分を見失うことも。

もっと情緒的な関係が築けるのが理想だけど。

 

天秤座の月を持つ長男と射手座の月を持つ次男

私の月星座は山羊座。

だから、私の質自体は、どちらかというと堅実で、社会の中でちゃんと働くっていうイメージだ。

では、息子たちは、どんな母親像を持てるんだろう。

聞いたことはないから、ホロスコープからの憶測だけど。

長男も次男も、月は10ハウスにあるから、「母親は働くもの」って思ってるんじゃないかな。

10ハウスは、山羊座のナチュラルハウスでもあるから、私自身の質を感じる部分でもあるかもしれない。

天秤座の月を持つ長男からみたら、私は人づきあいがうまいと感じてるかもしれない。

社交的で、友達がたくさんいるようなイメージだ。

けど、射手座の月の次男から見たら、思い立ったら自由に行動するって思われてるかも。

実際、次男が大学受験の時は、夏に海外、秋には週1回ペースでしばらく東京に通ってたから、そう見えても当然かも。

 

山羊座の月を持つ私と天秤座の月を持つ弟

私は山羊座の月を持ってる。

だから、上記に挙げたように、感情の交流が少ない関係性で育った。

権威者のもとで、そのルールに従うしか、生きる手段がなかった。

だけど、弟は母が亡くなった時、優しかったって言ってて、びっくりした。

感情が表せないほどの、凍り付いた経験は、確かに弟がいないときに起こっていたことだ。

そう思うと、月星座が表すのは、幼少期にどのような経験や感情を体に記憶させるのかって、ことでもある。

言葉にできない、経験と感情は、体に刻まれていくからだ。

 

自分の星が母親の星に反応する

同じ母親を持っても、子供の感じ方はこんなに違うのだ。

それは、自分の星が母親の星に反応して、関係性がつくられていくから。

月星座が持つ母親像の、いい面が大きく現れるのか、そうじゃないのかは、星と星の摩擦でもあり、自分が決めてきたテーマに沿った形で現れるということもできる。

そう考えると、やっぱり月星座って、奥が深い!