占星術で見る29歳前後におきる、崖っぷちな出来事と、土星の関係

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20歳になると、大人の仲間入り。

だけど、占星術的には、29歳前後に起きる転機を迎えて、大人になる。

まさに崖っぷちっていうような経験。

自分の人生に責任を持つのは、自分だという自覚を持つ時期だ。

実はその理由、ホロスコープ(生まれ持った星の力)を見ればわかる。

あなたの底力を発揮させるための、土星の試練だから。

土星は、苦手意識を持っていることに、正面からチャレンジし、時間をかけて克服していくことを教えてくれる。

ホロスコープの中の星は、それぞれ独自の周期を持ってる。

例えば、太陽なら、1年でホロスコープを1周するので、1年ごとの大きなテーマを見ることができる。

土星は、29歳前後の「サターンリターン(土星回帰)」っていう、人生の枠組みの変化を引き起こすんだよね。

人生において担わなくてはいけない責任と、向き合う時期だ。

土星が持つエネルギーのひとつに、限界っていう言葉がある。

限界があるって、なんだかつまらない感じがするかもしれない。

だけど、人生は現実的な壁だらけだ。

限られた中で、なんとかやっていこうとする力を育ててくれる。

土星は制限や限界の中で、強い自分をつくっていくことをサポートし、土星の試練と向き合えば、あなたの中に眠る才能が引き出される。

あなたは、29歳の頃に、どんな経験をしたか、思い出してみて。

その経験は、人生の基盤を作ることに役立っているはずだから。

私は、22歳で結婚して、ふたりの息子に恵まれたけど、24歳でシングルマザーになった。

実家に戻っていた私は、29歳の時に、実家を出て、ふたりの息子との3人での生活が始まった。

母親との関係が悪くて選択した道だったから、十分な準備をしていたわけじゃない。

まさに、崖っぷちな状況からの選択だったし、子供たちに対する責任を改めて感じた。

そして、見えない力に、何度も助けられた。

看護師として、3交代で働きながら、保育園児2人を育てる生活は、楽じゃなかったはずだ。

その生活しか経験していないから、どんなに大変だったのか、今となっては、思い出せないけど。

私の土星の試練のひとつは、命を次世代につなげていくこと。

だから、母親として、一定の期間、子供を優先する経験が必要だったし、そこに向き合ったことで、たくさんの喜びも与えられた。

子供を持ったことは、私の人生において、最も大きな幸せだ。

そして、まるで見えない力が助けてくれるかのような経験を、何度もした。

これも、私のホロスコープの土星の特徴だ。

子供の頃に読んだ本の、こんな言葉が頭から離れなかった。

「もう限界って思った時に、ほんの1歩前に進めば、宇宙はあなたを助けてくれる。」

29歳の転機は、それまでの環境から飛び出していくという経験をした。

自分の足で歩くためには、ひとり立ちするという学びが必要だったんだ。

29歳前後に起こる人生の大きな転機、あなたはどんな経験をした?

その経験は、今の人生にどんな風に影響してる?

自分の経験を振り返ることで、点のように見えている経験がつながる。

土星の転機と、そこに向き合ったあなた自身の経験が、人生の大きな枠をる来るのだ。

29歳は、子供から大人へ、もがきながら進む時期。

その時に経験したことって、人生後半になって、利子がついて戻ってくる。

あの時頑張ったから、今があるっていう感じかな。

土星があなたにもたらしてくれたものって何だろう。

ぜひ、29歳の転機に経験したことを思い出してほしい。

あなたが向き合ってきた試練は、人生の土台を創っているはずだから。

 

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