私の星は、特別ですか?

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● 私の星は、特別ですか?

こんにちは。星の表現者・蛭田えみです。

コンサルの時に、「私の星は、特別ですか?」って聞かれることがある。

あなたは、特別な使命を持って生まれてきたのよ。

あなたは、他の人とは違う、特別な力があるのよ。

そんな言葉を期待しているのかもしれない。

自分に自信がないから、特別っていう言葉にひかれる。

私って、「特別」だから・・・

だから何?

「僕って、青色の洗濯バサミだから・・・」

「だからと言って、何も変わらないでしょ。」

こんな会話が聞こえてきそう。

特別にすがっていると、自分を正しく見ることができない。

 

ひとりひとり人生経験は違う

誰一人、同じ人生の人っていない。

もし仮に、同じ体験をしても、そこで感じることや、学ぶことは違うはず。

つまり、違う経験なのだ。

沢山の経験が積み重なって、人生ってできていく。

辛いことも、苦しいこともあるだろう。

すべての経験が、あなたの人生をつくり、星の力を引き出してくれる。

そういう意味では、誰もが特別。

私は特別なのか?っていう問いの中には、人との比較や優劣が感じられる。

自分を知るためには、人と比較するのは、仕方ない。

けど、優劣をつける必要はない。

どんな質だって、あらゆる場面で、どちらかが優れているなんてない。

どう生かすのかだ。

 

シングルマザーという経験

子供を持つことは、大きな経験だ。

そして、私にとってはシングルマザーという経験。

この時に学んだことは、「人は同じ立場に立たされないとわからないことがある」ってこと。

よく、旦那さんが仕事で忙しい人が、こんな風に言ってた。

「うち、母子家庭と同じ」

いやいや、同じじゃないでしょって思ってた。

旦那さんが働いてるから、あなたは毎日子供と公園に来ていられる。

当時は、意地悪でもされてるような気持になってた。

だけど、経験してないからわからないだけで、その人が意地悪なわけじゃない。

子供たちが小さかった頃、近所にお総菜屋さんがあった。

おばあちゃんの手作りっていう感じ。

そのおばあちゃんは、旦那さんを戦争で亡くされ、女手一つで子供たちを育てて来たんだそう。

だから、私の大変さを誰よりも理解してくれて、いつも励ましてくれた。

いつか恩返ししたいっていう私に、将来あなたに余裕ができたら、誰かに返してって言われてた。

子供を通して、人とのつながりを学ぶことは、私の星に表れてる。

 

毎日死と向き合う看護師としての体験

20年の看護師生活の半分以上は、死亡率の高い病棟で働いてた。

日々、生と死が目の前にあるのだ。

余命告知をされた時、本人は、家族は、どんな生き方をするのかを、目の前で見てきたわけだ。

若いときは、その重圧が怖くて、「私は長くないんでしょ」っていう言葉を、キレイにごまかしてた。

多分、その人が求めていたのは、そんなことじゃない。

患者さんの側にいて、苦悩する家族の孤独感とか葛藤。

沢山の人の、苦しいときに触れることで、どう生き、死ぬのかという、死生観みたいなものが、できあがった気がする。

これは、私のホロスコープの中で、死と健康、労働という意味が、強いからなんだろう。

 

あなたが持つ才能を育てていく

特別なのか、平凡なのかじゃなく、あなたの質は、どんなものなのかっていう視点で、見てみない?

何を見て美しいと感じるのか。

選んだわけじゃないのに、いつもやることになるのは、どんな役割か。

きっと、あなたの星の才能が成長するために、与えられている経験だ。

あなただけが、特別なわけじゃなく、みんなその人らしい特別を持ってる。

私だけが特別という思いから、抜け出すと、見える世界が、きっと違う。