50代から、起業して本業にするためには、会社を辞めなきゃいけないの?
みぶきえみです。
● 起業して、本業にするためには、会社を辞めなきゃいけないの?
こんにちは。大人の占星術:癒しの占星家・EMMY(蛭田えみ)です。
私は、看護師をやめてサロンを始めようと思った時、本当に何も知らなかった。
起業という言葉さえ、意識の中には、上がらなかった。
結果的には、20年間務めた病院を辞めて、サロンを始め、現在に至る。
退職した年、次男は大学入学だった。
とても楽観的だったんだけど、今考えると、本当にたくさんの運が味方してくれたなって思う。
先日、こんなご相談を受けた。
○○を本業にしたいと思っているのですが、仲間のふたりはすでに仕事を辞めてサロンを始めてます。
会社を辞める覚悟ができないのは、臆病だからだと言われ、悔しくもあり、辛くもあり。
言い訳のようでいいたくないのですが、彼女たちにはダンナサンがいて経済的な不安がないからじゃないかとも思えます。
そう思う自分も嫌だし結婚していないのは私だし、やっぱり結婚しておけばよかったのかも。
いろいろ考えていると踏み出せない私がダメに思えたり、彼女たちがうらやましかったりで、もモヤモヤしてしまいます。
私は、結果的に前職をやめたことは、正解だったと思ってる。
だからといって、今ご相談に来る方のすべてが、「会社を辞めた方がいい。」とは思ってない。
やめることに迷いがある場合は、立ち止まることも必要。
私は、どうしても、サロンをオープンしたいと思ったし、いざとなれば、看護師としてアルバイトすればいいと思ってた。
退職金があったので、当面の次男の大学費用は、なんとかなると思ってた。
サロンを始めたいっていうのは、直観的だったし、いろんなことも勉強不足だったけど、生きていく事はできるという、自信もあった。
ご相談者さんの気持ち、とってもよくわかる。
私も、病院をやめて、サロンを始めた時は、シングルマザーだったから。
旦那さまの経済力の元、次々とサロンをオープンしていく人を、とっても羨ましいと思ってた。
そして、ダンナには頼らず、自分でちゃんとやってるって言葉に、ムカついたりしてた。
家賃払ってもらってるでしょって。
でも、無いものは、ないのだ。
過去に、結婚という選択をしなかったことを、思い悩んでも、何の解決にもならない。
今、どう考えるかだけだ。
現実的に、夫がいて暮らしていけるだけの収入源がある人と、シングルの人では、会社を辞めるという選択の重みは、違うと思うかもしれない。
でも、結局は自分がどうしたいのかだ。
人に意見に、惑わされる必要はない。
それでも、いつかは会社を辞めて本業にと考えているのなら、経済基盤を整える行動は、今からすぐにとれるはずだ。
会社を辞めるのかどうか、いつ辞めるのか。
それは、あなたが決めればいいこと。
そして、本気でやりたいことだとしたら、うまくいきそうなら、会社を辞めるという考え方じゃなくて、会社を辞めて、やりたいことをするために、行動するという考え方が必要。
そこに、人との比較は必要ない。
あなたがやりたいことに対して、本気かどうかだ。
よく、42歳の転機のことを聞かれる。
占星術的には、天王星のハーフリターンの時期。
でも、それは、無理やり変えれば、何とかなるっていうことじゃない。
心から、変化を望み、その準備ができているかどうかだ。
自分が望む人生を送るためには、あなたが、自分の気持ちに素直に決断するしかないのだ。
そして、決断の結果を、正解にしていく行動をする。
すると、「会社を辞めなきゃいけないの?」なんてことを、誰かに聞こうとは思わなくなるはずだ。
人生は選択の連続。
そして、選択を正解にするのか、後悔して終わるのかも、あなたの考え方次第。
自分の本当の気持ちに気づき、選択していけると、あなたの人生は、もっと豊かになる。