トランジットのトランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)の影響

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先日のトランジットと占星暦のセミナー、とっても楽しかった!

自分じゃわからないけど、私もパワーアップしてるらしい。

セミナー後に、こんなご質問をいただきました。

遠い天体は、日単位ではなく月や年単位での影響が出ますが、オーブはどのくらいてみたらよいですか?

もし、5度とかになると、たとえば冥王星なら数年間は影響受けっぱなしになります。

その数年間はずっと同じ状態なのか、始めと終わりで変わるのか、気になります。

遠い天体っていうのは、例えば、冥王星とか海王星、天王星のトランスサタニアン。

これらの星は、とってもゆっくり動く。

そして、影響は一時的なものではなく、長期にわたる。

長期にわたるっていうのは、影響を受けているその時だけっていう意味じゃなくて、影響下でした決断や変化が、将来に影響するってこと。

例えば、トランスサタニアン天体が、出生図の天体やアングルの真上に来るタイミングで、何かが起こるわけじゃなくて、その期間、影響を受け続ける。

天体にコンジャンクションになる時期は、一生のうち、来る人も来ない人もいるけど、アングルに関しては、必ず影響を受ける時期がある。

そして、その数年間の間、どの年が最も影響を受けやすいのかは、ソーラーリターンチャートで見ていく。

冥王星の例

私の場合、冥王星がICを通過したのは、オーブなしで見ると、1984年1月から85年7月にかけて。

私は、4月生まれなので、1983年から1985年のリターンを見てみる。

その間のソーラーリターンチャートで、もっとも冥王星が際立っているのは、1984年。

冥王星が、太陽に正確に180度なのに加えて、冥王星=太陽/月なのだ。

この年、看護が校に入学して寮生活になった。

学校は家の近くだったけど、全寮制だったから。

教科書通り、IC=家が変わるっていうことが起こった。

これは、短期間のことだけど、この年、最初の夫と出逢った。

その後、結婚して、ふたりの子供を授かったことを考えると、この冥王星の影響は大きいといえる。

この後、冥王星が、アングル・太陽・月のいずれかに重なるのは、まさに今、ネイタルの月とコンジャンクション!

3年くらいしたら、こんなことあったよ~って、書けるかな。

海王星の例

海王星が、月の真上にきた時期は、サターンリターンと被ってるので、いろいろあったけど割愛。

ディセンダントに来たのは、2002年2月から2003年1月。

なので、ソーラーリターンチャートは、2001年、2002年を見ていく。

2001年の方が影響は大きく、海王星は太陽とスクエアで、ASC=太陽/MC。

36歳のこの時期、正直忙しすぎて、何があったんだか、覚えてないくらい。

毎日寝たいって思ってたかな(笑)

星の表示も、仕事っていうか、社会の中での役割っていうか、そんなものが大きくなる時期。

職場では、1996年から2003年まで小児科で、臨床に加え、看護学校での講義、臨床実習指導と、本当に忙しかった。

この時期に、授業で使うテキストを手作りしたことは、今に役立ってるかな。

この後海王星が、アングル・太陽・月のいずれかに重なるのは、2038年ごろのMC&太陽。

この時、73歳なんだけど、何してるんだろう?

仙人にでもなるかな(笑)

天王星の例

天王星が、月の真上にきた時期は、サターンリターンと被ってるので、いろいろあったけど割愛。

ディセンダントに来たのは、1998年2月から1998年11月。

なので、ソーラーリターンチャートは、1997年、1998年を見ていく。

1997年の方が影響が強く、天王星は、太陽・月・水星・金星にスクエアで、ASC=太陽/天王星だ。

32歳のこの年、流産、2人目のパートナーとの別離が起こった。

天王星が、ディセンダントに来る時期に、別離になるって、今考えたら笑える。

自分らしく生きるために、削ぎ落とすことが起こる。

もちろん、この時はそんなこと思ってなかった。

流産して次の妊娠が難しくなったことで、「私には子供がるけど、彼には子供を持たせてあげられない」思いが、どうしても、払拭できなかった。

今の夫と結婚した時も、同じ状況だったけど、この時はなぜか、大丈夫だったんだよね。

この後海王星が、アングル・太陽・月のいずれかに重なるのは、まさに今、MC&太陽と重なってる。

そして、2041年から2042年にアセンダントに重なる。

76歳~77歳なんだけど、もう、先過ぎて考えられない。

まとめ

トランスサタニアンが、どんな影響をもたらすのかは、持って生まれたホロスコープによって、全く違う。

そして、その時期にどんな場所にいて、何を経験しているのかによっても、得るものは大きく変わってくる。

過去のトランスサタニアンの影響を知ることは、今の自分を知ることだ。

人生の歩みを進めてきた40代・50代だからこそ、この振り返りは面白いし、深く自分の心の中に刻まれる。

大きな変化をもたらす、冥王星の周期、夢や挫折を体験させる海王星の周期、そして、自分らしさを求め、大きく舵を切る天王星の周期。

その時期に、どんな経験をして、自分に対して、そのような思い込みを持ってしまったのか?

それが、今の人生に大きく影響していることがよくある。

そういう意味でも、トランスサタニアンの影響は、根深く重いものだ。

経験の意味や目的を、理解することができたら、あなたの夢は、現実に近づくだろう。

どれも、人生に豊かさを吹き込む、大きな影響をもたらすといえるからだ。

ホロスコープの転機は、読むだけで終わってはもったいない。

その経験を、最大限に、今の人生に生かしてこそ、経験という意味があるのだ。

 

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