天王星の転機は、棚ぼたのように、与えられるものじゃない。
みぶきえみです。
● 天王星の転機は、棚ぼたのように、与えられるものじゃない。
こんにちは。大人のための占星家・蛭田えみ(Emmy)です。
天王星は、転機をもたらす。
それは、より個性的に生きるために、削ぎ落としたり、いったん離れたりという作用だ。
だから、もちろんベースになるのは、今どんな人生を歩いているのかだ。
大きな転機だからといって、何もない状態が、いきなり夢の国になるような、魔法じゃない。
最近、天王星のハーフリターン真っ最中の人から、次々に大きな変化の報告をもらう。
44歳で結婚が決まったり、42歳で自然妊娠したり、43歳で起業したり。
彼女たちの共通点は、直感っていうか潜在意識の声をちゃんと聴いてたことと、そこに向かって行動したこと。
行動するって言っても、結婚なら婚活、妊娠なら妊活っていうものじゃない。
今まで、外からの評価に影響されて行動していたのを、自分の基準で行動し始めたからだ。
きちんと自己主張をすることは、自分の人生を生きることにつながる。
私が看護師をやめたのは43歳の時。
その2年前くらいに、「病院勤務はあと2年だろうな。」って、何の脈絡もなく感じたんだけど、それが腑に落ちた。
だから、看護以外のことに目を向けてみようって、無意識に思ってたのかもしれない。
その頃、二男が高校をやめて、フリースクールをリサーチする中で、カラーセラピーに出会って、結果的にそれが起業のきっかけだった。
自分らしく生きたいって思う中で、起業し結婚するとこになった。
結婚したいって、思ってたわけじゃないのだ。
「天王星が影響している時期だから、変わらなきゃいけない」って、考えるのは違うんじゃないかと思う。
それは、星の声、潜在意識の声をちゃんとキャッチできてない。
流れって、内側からやって来るのだ。
44歳で結婚が決まった彼女は、ずっと「43歳で結婚する」って言ってた。
私は何度か聞いてて、インパクトがあったけど、自分ではほとんど覚えてないそう。
だけど、自分の内側の星は、そこに向けて動いていたのだ。
星の声を聴いて、天王星の転機を最大限生かすには、自分に素直に生きることが大前提だ。
取り繕ったり、自分に嘘をついていては、望む人生は手に入れられない。
天王星の転機は、棚ぼたのように何かが与えられるわけじゃない。
自らが切り開いていくための、チェックポイントのようなものなのだ。