被害者を手放さない限り、幸せにはならない
みぶきえみです。
先日、「同窓会とかある?」って聞かれて、「看護学校のは結構あるよ。」って答えたら、驚かれた。
看護師さんなの??って。
自分の中では、過去、看護師だったことは、当たり前だけど、知らない人から見たら、びっくりするみたい。
看護師のイメージがないんだろうな~。
自分がどう見せてるのかで、人の見方って変わるんだよね。
運が悪いという人の中には、被害者でいることを、手放さない人が多い。
無意識的に、望んで被害者を演じたがる。
コンサルの中でも、よくあるテーマだ。
こんなにしてあげたのに、裏切られたという「被害者意識」の強い人は、自分の行動に責任を取らない。
不幸な自分に共感してもらいたいという思いが強くて、自分の行動を変化させるという事に、思いが至らないのだ。
自分に注目してほしい、頑張ってる自分を認めてほしいという気持ちが、被害者である私、不幸な私を求めている。
そのためには、幸せである自分は、都合が悪いのだ。
幸せが逃げていく、典型的なパターン。
被害者意識の中にいるときは、相手の立場や気持ちを考えることができない。
私はこんなにしてあげているのに・・・っていう時、人にしてもらったことに、目を向けてない。
私は、こんなに傷つけられた・・・という時、自分が傷つけたことには、全く気づいてない。
それよりも、裏切られたことばかりを考えてしまう。
被害者意識の中で、私はかわいそうだから、同情して!目をかけて!親切にして!味方になって!って、叫んでいるのだ。
自分が被害者である、と思っている人は、いつも相手が悪いと思ってる。
自分は正しいと信じて疑わない。
なので、相手が絶対的な悪で、自分が変わる必要があるとは、夢にも思わなくなる。
誰かのせいで、自分は不幸だと思い始めると、救いようがない。
自分の人生の舵を、人に任せてしまっているのだから。
この記事を書きながら、うそつき男爵症候群を、思い出してた。
(正確には、ミュンヒハウゼン症候群)
これは、自分に注目してもらいたい為に、自分で自分を傷つけたりして、怪我をしたとか、具合が悪いとか言って、救急外来などの常連になるような人。
被害者意識は、自分で体を傷つける代わりに、自分で心を傷つけて、自分を認めてほしいって叫んでる。
誰しも、傷ついた人には、優しくしようとする、心理が働くから。
でも、それを続けていたら、幸せな人生を手に入れることはできない。
被害者でい続けるために、幸せを手放す。
そんなことしたくないよね?
幸せを望むなら、今すぐ被害者であることを、辞めよう。
簡単なことだ。
自分が持っている幸せを、数えればいいだけ。
Aさんに、こんなに親切にしてもらった。
Bさんに、こんな素敵な言葉をもらった。
あなたの周りには、幸せなことも、沢山あるはずだ。
被害者になりたい自分に気づいたら、変わるチャンスが来ている証拠。
自分の人生を歩めるのは自分だけ。
今の現実も、未来も、あなた次第なのだ。
誰かのせいで、不幸なわけじゃない。
そう理解することで、被害者意識から抜けることができる。
今の現実は、あなたが積み上げて来たもの、だから、未来もあなたの行動で、変えていくことができるのだ。