音もたてずに現れる、海王星の夢の世界
みぶきえみです。
占星術では、主に10天体を使うけど、その中に海王星という星がある。
海王星は、魚座の支配星であり、ギリシャ神話では、ポセイドン。
ポセイドンは、海の守り神だけど、怒ると海上に嵐を起こす怖さもある。
海も、普段は穏やかに見えて、波を見ていると和むけど、津波のように、とてつもない怖さを、見せつけることも。
海王星には、怒りや楜澤という感じを、あまり感じない。
むしろ、優しく幻想的な感じさえするのだ。
だけど、海王星の境界のなさは、時に私たちを狂気へと、駆り立てる。
でも、その狂気とは、何だろう?
どこまでが普通で、どこからが特別なのか・・・
本当はその枠なんてないのに、それを作ろうともがく。
そこに、夢の世界と現実の葛藤が生まれる。
ホロスコープの海王星は、単独で私たちの個人の質を作るというより、どの天体とアスペクトを持っているか、ミッドポイントを持っているかが重要だ。
私の海王星は、金星と太陽に、大きく影響してる。
だから、子供の頃は、現実逃避的に、空を眺めることが好きだった。
そうする必要がある家庭を、選んで生まれたのかも。
海王星は、境界をなくす力。
現実と理想の、壁を超える力でもある。
これは、私の好きな言葉のひとつ。
Reality can destroy the dream;why shouldn’t the dream destroy reality?
現実が夢を壊すことがある。
だったら、夢が現実を壊すことがあってもいいじゃないか。
本気で歩みたい人生があるなら、あなたの現実が変わることってあるのだ。
海王星は、とことん夢を見て、現実を壊す力があるって実感する。
優しく穏やかなだけじゃない海王星。
だけど、溢れた思いは、大きな壁を壊す力を携えている。