入道雲が飾る、澄み渡った青い空。 穏やかなリズムで揺れる海。 その景色は、一瞬一瞬の時を刻む。 不確定な青が笑う。

真っ暗な空に、 細く輝く三日月は、 漆黒の心の唯一の避けめ。 不調和が作り出す調和への力。 希望に向かうの入り口だ。

  光があふれる、愛があふれる。 生きてるだけで、感謝の気持ちがわいてくる。 暗いトンネルが見せてくれたホログラム。  

海辺で拾った小さな貝殻。 壊れたアクセサリー。 ちぎれた写真。 どんなに時を重ねても、色褪せない、 私の宝箱の住人。

  喪失の体験は、心に沈んだ過去の喪失体験を浮かび上がらせる。 月が水面を照らし、まるでそこに月があるかのように。