秋分の力~癒着を断ち、自分の意志で行動することで、才能が磨かれる
● 秋分の力~癒着を断ち、自分の意志で行動することで、才能が磨かれる
こんにちは。大人のための占星家・蛭田えみ(Emmy)です。
もうじき、秋分がやって来ますね。
秋分がやってくると、1年も半分終わったんだなって感じる。
春分で始まり歩き始め、夏至で人とのつながりを求める。
そして、秋分では、それをいったん解きほぐすのだ。
秋分は、太陽が天秤座に入るタイミングだ。
ここからの3ヵ月間は、風のエネルギーが強い期間に入る。
風の力は、撹拌していく力。
癒着を断ち、物事が腐敗しないように動かすのだ。
春分から半年がたち、ここでいったん、動かす力が必要なのだ。
人との関わり方は、特に重要。
単に、付き合う人を変えるとか、新しい環境に飛び込むっていうことじゃない。
自分の意志をもって、時には、戦うように誰かと議論すること。
そうすることで、自分の才能が磨かれるのだ。
癒着を断つということは、義務や立場から離れるということでもある。
自分の自由な意志で、物事を選び、もう一度自分自身に挑戦するのだ。
今ある、「あたりまえ」の感覚を見直してみるといいだろう。
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秋分図なので、まずは太陽。
太陽は10ハウスにあり、9ハウスの支配星。
アスペクトは、水星とコンジャンクション、火星とトライン、アセンダントとセクスタイル、土星とスクエア、海王星とクインデチレだ。
自分の信念を大切にして、社会の中で表現していくこと。
そこには、言葉も行動もあなたらしく整えられているよう、望むだろう。
火星は、3ハウスの入り口にあるので、考え方を行動に載せていくよう、後押ししてくれるだろう。
軽やかな風のサインにある、水星と火星を、落ち着かせてくれるのが土星。
自分の想いだけが上滑りするのではなく、ちゃんと地に足がついているのかどうか。
水星は、MCルーラーでもあるので、社会という視点を取り入れるのだ。
現実的であるということは、スピリチュアルや魂の視点を排除することじゃない。
私たちが、もてる才能を使って現実を生きることは、魂もが求めるものであるし、才能を磨くことでもあるからだ。
現実と非現実のバランスだ。
太陽=冥王星/MCでもあるので、社会の中でどのように生きるのかを、考え直す機会になるだろう。
今まで主婦だった人が、仕事を始めたり、反対に長年勤めていた人が、突然リタイアすることもあるだろう。
自分が求めるものに相応しい選択を、迫られることになるのだ。
アセンダントルーラーの木星は、12ハウス。
アセンダントも木星も、ハードアスペクトを持っていない。
そして、アセンダント=木星/MC
射手座0度のアセンダントも、社会の中にどのように参加するのかを、突きつけてくる。
そのためには、人に迎合してばかりではだめだ。
自分が持つ能力を人とぶつけあうことによって、才能は磨かれ新しい自分を見ることができる。
社会とかかわるとき、○○しなければいけないという思いを持つことも多いだろう。
しかし、そうではなく、自分がどうしたいのかの想いを大切にして、もう一度自分の人生を戦うということだ。
戦うということは、悪という側面だけではない。
人生の歩みの中で、戦うということは、新たな才能を開花させることにつながるからだ。
個人の想いを表面に強く打ち出すのではなく、内側に秘めつつ、外へ向かっていく。
自分が声高に叫ばなくても、想いに沿った行動をしていれば、それはにじみ出るし、ゆっくりと人に伝わっていく。
1ハウスインターセプトからも、それがわかる。
8ハウスルーラーの月とICルーラーの海王星が、ICを挟んで並んでいる。
私たちの中に流れるものは、家系的なものであり、最後に戻る場所は、魂のある場所。
もうひとつのICルーラーである木星が、蠍座12ハウスであることを見ても、生まれる前の故郷を感じさせる。
歓迎するものでもそうではなくても、すでに自分にもたらされているものを知ること。
自分を信じて、ぶつかり合いながら才能を磨くこと、秋分の力は、それを後押しするのだ。
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