双子座の満月と金星逆行
今日は、双子座の満月。
満月は、双子座27度、2ハウスだ。
双子座ー射手座ラインの満月は、私たちが学んできたことに、大きな恩恵がもたらされる暗示だ。
それは、満月の太陽と月が、金星(チャートルーラー)/木星を持っていることからも、明らかだろう。
ただし、この木星は8ハウスルーラーで在り、12ハウスのサブルーラー。
自分の中での、大きな死と再生の記憶が、呼び覚まされるかもしれない。
チャートルーラーの金星が、死と再生の星といわれる冥王星と重なり、金星が冥王星に近づいていくことも、とても大きなエネルギーが、渦巻いているからだ。
山羊座の25度前後をはじめとする、活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)のこの度数に天体を持つ人は、とても大きな影響を受けるだろう。
もちろん、満月の度数である、柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)の27度残後に天体を持つ人への影響が大きいことも明らかだ。
そして、双子座の27度と山羊座の25度・26度はインコンジャクト。
一見、豊かで楽しそうに見えるこの満月図が内包する、深くて強い力を、感じずにはいられない。
私たちの中にある、死と再生の力。
それは、同時に始まる、金星逆行も大きな後押しとなるだろう。
山羊座での金星逆行は、自分にとって心地い枠組み作りを、再確認する時期のようだ。
母が亡くなったのは、満月の日だった。
そして、先日3回忌の法要を終えたのもあって、あの日のことを考えてた。
母が倒れているのを発見したのは、私と次男。
特に次男は、アセンダント上の土星の上に、冥王星がやって来るタイミング。
おばあちゃん子でもあったから、結構心配した。
冥王星がちょうど重なった夏ごろには、普段は必要がない時には連絡なんてしてこない次男から、プレゼントが届いたりして、「もしかしたら、この子は死んでしまうんじゃないだろうか」という、妄想にとらわれた時期でもあった。
もちろん、そんな心配は不要だったんだけど。
そして、今朝の神田沙也加の訃報。
私たちの世代は、いわゆる聖子ちゃんカットがはやった時代で、松田聖子の生き方に、影響を受けた人も多かった。
そして、私が妊娠したときの育児雑誌には、聖子ちゃんと赤ちゃんが載ってるものも多くて、勝手に同じ時代に子育てをしていたような、錯覚に駆られていた。
だから、親の立場としてこの報道を見たときに、胸が強く締め付けられた。
月が山羊座24度の私にとっては、深く、生を考える満月になったようだ。
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