獅子座の満月~創造と現実、違う世界を垣間見る
2月17日、獅子座の満月
満月は、獅子座28度、9ハウスで起こる。
この満月、ノード軸を参加させて、正方形。
不動宮の大きなエネルギーを感じる。
満月の月は、9ハウスでカスプ近くだ。
9ハウスは、射手座のナチュラルハウスだけど、今回の満月図のアセンダントは射手座。
そして、満月の太陽側には、射手座のルーラーの、木星が同じハウスだ。
獅子座の満月だけど、何だか射手座っぽいなって感じたりもする。
どっちにしても、火のサインだけど。
創造性の獅子座は、私を見て見て!っていう感じで、外に向けてエネルギーを発信する。
だけど、獅子座の終わりに近いこの度数では、見て見てっていうより、自然に共感されていくようなイメージだ。
そして、新しい世界へと向かうために、葛藤に出逢う。
創造と現実。
自分が望む未来を創造したいと願い、行動を起こしていくことに、現実という壁が立ちはだかるように感じる。
それは、純粋な子供のころの夢と、生活していくという大人の現実かもしれない。
けど、その価値観は本当に、まったく相容れないものなのだろうか?
だからと言って、今のままの生活でいいんだろうか?
新しい世界に飛び出したものだけが見る、景色を切望しながら、留まるという選択をするのは、何故だろう?
そんな問いかけの時期でもある。
人からの評価や商業価値を考えずに、ただ、やりたいという気持ちだけで、行動していくこと。
それは何の目的?
そこにどんな意味があるの?
そういわれてもわからない。
ただ、やりたいのだから。
魂の底から湧き上がってくる、やりたい気持ちを形にする力が、獅子座の創造力だ。
そして、そこには、魚座の木星の想像力も味方になってくれる。
そして、内的な自分の世界観を、アートとして表現していく度数でもある。
満月の日、新しいアートでも描いてみようかな。
また、この満月図の火星と金星は、正確に重なってる。
2ハウスカスプにあるこの天体は、私たちの自分の価値を、思い出させてくれる。
欲しいもののために、行動する力と、本当に欲しいものを見極める力。
私たちは、社会の常識が刷り込まれていて、何が欲しいのか、どんなことが心地いいのかさえ、刷り込まれている。
いったん、それらの常識を手放して、自分はどうなのかを考えていく。
すると、全く違うものが見えてくるだろう。
チャートルーラーの木星は、太陽/海王星を持つ。
3ハウス内で起こるこの表示は、子供だった頃に、イマジネーション豊かに考えたことが、今の自分の人生観に大きく関わっているかもしれないと思わせる。
子供のころに好きだった、物語は何だっただろう?
その物語の、どこに惹かれたんだろう?
その物語と、私たちが歩んできた人生の物語は、どうリンクしてるんだろう?
考えると、書くことが次々に浮かんできて、収拾がつかなくなりそうだから、とりあえずこの辺りで。
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