天秤座の満月~夢を叶えるための行動を呼び起こす
4月17日は、天秤座の満月。
この満月のテーマは「夢を叶えるための行動を呼び起こす」こと。
天秤座は、バランスや調和。
自分の内面にある葛藤を手放し、自分自身を調和させていくこと。
天秤座は、人当たりが柔らかいとか、対人関係が得意といわれることもあるけど、自分の中の正義感ゆえに、生きづらいということもある。
その正義感は、どこからきているのか?
必要がない執着を、正義感だと感じていることも多い。
そして、Aは正しくて、Bは間違っているというような、白黒の考え方だ。
天秤座の象徴は、天秤。
両方の天秤がないと、成り立たないのだ。
自分がどっちの天秤に乗るのかという視点ではなく、天秤は自分の中にあって、どちらの天秤も持っているという視点を持つ必要がある。
少し、抽象度を上げていくのだ。
自分が正しいと思うことも、嫌悪することも、自分の中にあるのだ。
また、アセンダントルーラーの海王星と、アセンダントサブルーラーの木星は、魚座で重なっている。
これについては、こちらの記事を参照
また、木星と海王星は、太陽/土星、月/土星を持ってる。
強い魚座のエネルギーは、大きく夢を見る力や、隠されたものだ。
土星が絡んでくると、それらに、形を持たせて、現実化していくことを促す。
夢を叶えるために、現実的に行動するということだ。
これは、この満月がやってくるから、自動的に起こるということではない。
すべては、自分の内側から、表現されることだからだ。
星のエネルギーのような、外部のエネルギーがサポートになることはある。
けど、自身のなさや依存、執着、嫉妬などの意識状態があると、エネルギーの流れがよくても、うまくいかせない。
星のエネルギーが、人生を変えてくれるわけじゃない。
占星術の師、ティル先生の言葉を借りるなら、「星は何もしない」のだ。
では、占星術は無意味なのだろうか?
星のエネルギーは、願いをかなえる最強の願望実現ツールにすることができる。
星が伝える、流れを利用して、理想の自分を描いていくのだ。
しかし、新月や満月に瞑想などで、自分を整えても、日常の忙しさの中で、忘れてしまうことがある。
その時に、自分が本当に信じているものに関連した、気に入ってるものを、トリガーにすることができる。
例えば、理想の自分をイメージして、その感覚や感情に浸る時間をもって、その直後に、その感覚や感情を気に入っているものに転写するのだ。
それを見るたびに、理想の自分を脳内で再現する。
すると、理想と自分のギャップの心地悪さを、自己否定なしに感じることができ、理想に向けて行動したくなるのだ。
その小さな行動が、シンクロニシティを起こしてくる。
そうして、人生が好転していく。
パワーストーンでも、お守りでも、待ち受け画面でも、それ自体に宿るパワーより、私たち自身のパワーの方が、はるかに強い。
だから、それらのグッズを、どういう意識状態で使っているのかが、何を持つのか以上に大切だ。
恐れから、たくさんのパワースローンを持っていても、うまくいくことはない。
だけど、自分のトリガーとして使えば、ありえないような現実を、最良のタイミングで引き寄せる。
この満月は、行動という力を与えてくれる。
それは、魂の目的に沿った人生を、送りたいと願っているからだ。
1ハウスー7ハウスの満月は、人との関わりの中から、自分を見出すことでもある。
それは、先ほども書いた、自分がどっちの天秤に乗るのかという視点ではなく、天秤は自分の中にあって、どちらの天秤も持っているという視点を持つこと。
天秤座の満月は、私たちの中に、調和をもたらすことをサポートしてくれる。
それは、いいと思うもの、正解だと思うものだけに囲まれるということじゃない。
いい悪いを超えたもの、正解という概念を外したところに起こる、大きな調和だといえる。
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