木星と海王星が奏でる、魚座の世界を現実に呼び込む力

\月の記憶の声を聴く心理占星家/

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2022年の大きな星の動きのひとつに、木星と海王星のコンジャンクションがある。

どちらの天体にとっても、魚座は自分の居場所なので、良くも悪くも影響は増幅する。

正確に重なるのは、4月12日、魚座23度だが、そこを頂点に前後1ヶ月は、非常に影響が強い。

また、4月末には、そこに金星・火星・月も加わって、魚座への天体が集まってくる。

その辺りも、魚座のエネルギーを強く感じることになりそうだ。

魚座は、形がないものを表し、境界線が不明瞭だ。

また、水が気体、固体、液体へと変化するように、見えているものが変化していくような感じさえある。

自分の中に眠る、芸術性を発揮させたり、人に寄り添ったりするには、とてもいい時期だろう。

また、自分の中に眠る才能を、改めて見つめていくことも、サポートしてくれそうだ。

もし、このふたつの天体が、あなたのホロスコープの土星とアスペクトを取っていれば、大きなビジョンを形にすることができるだろう。

木星と海王星だけでは、夢が膨らんでも、形になっていくのが難しい。

自分のホロスコープと重ね合わせて考えることや、誰かの助けを借りることも、選択肢に入れてほしい。

私が好きな言葉のひとつに、こんなのがある。

Reality can destroy the dream; why shouldn’t the dream destroy reality?
現実が夢を壊すことがある。だったら、夢が現実を壊すことがあってもいいじゃないか。

自分の未来を思い描いて、そこに血を通わせていければ、実現不可能に思えたことを、可能にすることもできるはずだ。

もちろん、それが、誰かからの評価を得るためとかではなく、本当に自分がやりたいことである必要はあるけど。

木星と海王星のトランジットの、望ましい変化としては、より良い未来を築くチャンスを見出し掴み取ることと、新たな構想・ひらめきを得ることだ。

そのために、自分にとってのよりよい未来を、しっかりと描いてほしい。

もちろん、木星だからと言って、いいことだけが起こるわけじゃない。

この時期に注意することは、中毒に陥ることや、まやかしの世界にはまってしまうこと。

仕事中毒は、社会的にいい結果を残しがちだから、良くないことだと気づきにくい。

だけど、ワーカーホリックになるということは、自分に足りないものを埋めようとしている、代償行動である場合が多い。

アルコールやドラッグ中毒のような、わかりやすさがないのが難しい。

また、詐欺などにも注意が必要だ。

木星と海王星のトランジットの、望ましくない変化としては、自己過信とプライドによる愚かな選択をしてしまうことや、薬物・アルコール・その他の逃避行動にでること、偽りの自分を作り上げてしまうこと。

今はまだ実現していない未来をイメージすることと、偽りの自分を作ってしまうことは違う。

そこを、間違えないようにしないといけないだろう。

木星と海王星が重なる、魚座の後半度数は、大いなる創造の力と共に歩むエネルギーだ。

つまり、自然の中の一部として、生きていくことだ。

これまでの生活の無理を認め、自分が心地よさを感じる場所で、想いに正直に生きること。

複雑化している現在の生活を見直し、もっとシンプルに、もっとナチュラルに、自然に親しんで生きることで、自然と感謝の気持ちがわいてくる生活を、手に入れることができるだろう。

 

ちなみに、4月生まれの私は、ソーラーリターンチャートで、金星・木星・海王星が重なる。

リターンチャート上では、11ハウス、ネイタルチャート上では、8ハウスだ。

自分を作り替えていくことで、新たな仲間とのつながり方が、できるような印象。

リターンチャートのアセンダントは、ネイタルの木星に合だから、ちょっと楽しそう。

2022年・星が描く物語~占星術・ホロスコープで見る、木星・土星・天王星・海王星・冥王星と水星逆行・金星逆行・火星逆行と新月・満月