山羊座の新月〜新しい物語が始まる
未生希えみがおくる大人の占星術
こんにちは。星の表現者・蛭田えみです。
13日は、山羊座の新月。
新しい物語が始まるエネルギー。
新しく始めるためには、古いものと決別する力が必要だ。
今までの、やり方にこだわっていたら、新しいものは見えてこない。
占星家ができることのひとつは、その人の中にある、新しい発想や可能性と、対話できる空間を作ること。
新月の太陽と月は、冥王星を伴って、自分の奥深くを、探究することをサポートするエネルギーだ。
壊してしまうのは怖い。
だけど、どんなに壊してしまったとしても、自分がなくなってしまうわけじゃないのだ。
壊せば壊すほど、本当の自分が見えてくる。
自分が、絶対に必要だと感じていたものは、幻想にすぎないと気付く。
必死に守ってきたものは、単なる鎧。
その枠を超えたところから、新しい物語が始まる。
また、9ハウスには水星・木星・土星の3天体が集まり、9ハウスルーラーの天王星は、火星を伴って12ハウスカスプ上。
幼少期からの知識をもとに、作り上げてきた人生観。
それを、振り返っていくことも、子の新月のエネルギーのひとつだ。
水瓶座は、新しさや革命でもあるけど、それは、土星という、持っている枠に対して、亀裂が入ることだ。
その衝撃によって、まるで電機が走るように、新しい扉が現れる。
それを開くかどうかは、あなた次第だ。
山羊座は、物質的なものと精神的なものの両輪だ。
若いころは、物質主義だったとしても、だんだんと精神主義よりの思考になってくる。
様々な人生経験は、自分の精神性を高め、自分らしく生きることが、最も他人のためにもなるということを、理解していくのだ。
生きがいになるような天職と呼べる仕事について、新しいヒントを得ることもあるだろう。
今、そこにたどり着いているかどうかは重要じゃない。
自分が生まれてきた意味を、日々の生活の中で感じ、そこに喜びをもたらすような生き方をすることだ。
どんなことがあっても、揺らぐことがない山羊座の信念。
それは、自分だけがよけれがいいのではなく、社会に向けての発展の方法を探求すること。
そして、子供や孫世代の社会に、何を残していけるのかを考えることだ。
山羊座の支配性は土星。
土星は時の番人であり、私たちに、人生は有限であることを教えてくれる。
人生の終わりを、考えるようになる、土星期に入ると、土星の意味が腑に落ちる。
山羊座の新月は、あなたの人生の新しい物語を始めるエネルギー。
ぜひ、空を見上げて、感じてほしい。
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