魚座の新月~春分前の最後の新月
未生希えみがおくる大人の占星術
● 魚座の新月~春分前の最後の新月
こんにちは。星の表現者・蛭田えみです。
3月13日は、魚座の新月。
春分前の最後の新月。
新しい世界へ生まれていくのに、準備が整ったっていう感じだ。
現実生活では、まだまだ、準備なんて整ってないって感じるかもしれない。
だけど、新しい環境に身を置くことで、徐々に適応していくはずだ。
新月の太陽と月は、魚座で6ハウス。
スピリチュアルや芸術、見えない場所を表す魚座と、現実の日常の生活を表す6ハウス。
この新月は、魂が持つ未来の記憶を、現実生活の中で、どう実現していくのかを、表しているようだ。
生まれたての赤ちゃんは、すべてを持っている。
そして、成長し知識を得るにつれ、そのピースは小さくなっていく。
全体だったものが、男女の違いを知ることでその一方を失う。
同じように、様々な知識とともに、たくさんのものを失うのだ。
新しく生まれる体験をする今、もう一度全体を取り戻したい。
そんな風に感じる。
この新月は、拡大していく力でもある。
小さな小瓶に詰め込んでいた、自分自身の気持ち。
それを、世界の中に、あなたの世界の中に、解き放っていく。
そして、自分の中にあるリズムを大切にして、日常を送る。
誰かの基準じゃなくて、自分の幸せを大切にしていく考え方だ。
人はモノやお金で、本当の幸せを手にすることはできない。
それが、魚座の世界が現実に投げかける、価値観なのだ。
本当に幸せになるには、自分を愛すること、人を愛すること。
禁欲的であるように見えても、質素な生活の中にこそ、健康を維持する力や、人との競争に関心を持たない力が育っていく。
海辺に立って、星空を眺めていると、自然の大きさに、畏敬の念さえ感じる。
そして、ちっぽけに見える自分だけど、そのまんま愛していることを、豊かだと感じるちから。
新しい始まりは、いつも今までの常識を覆す。
その新しい体験を、思いっきり楽しんでいきたい。
2023年星の世界
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