水瓶座の新月~自分を作っている枠組みを、刷新していく
2月1日は水瓶座の新月。
14:46に水瓶座12度、8ハウスで起こる。
月はチャートルーラー(アセンダントの支配星)だし、ディセンダントルーラーの土星もくっついてるから、横のアングルがフォーカスされそうな感じ。
縦のアングルは、自分のルーツや基盤を、どのように社会に生かしていくのかっていうような感じもあるけど、横のアングルは、もっとパーソナルな感じ。
自分の質を使って、どのように相手と関わるのかで、相手からの反応も変わってくる。
つまり、人間関係において、とても重要なのだ。
けど、サインを見てみると、アセンダントは蟹座(ICのナチュラルルーラー)、ディセンダントは山羊座(MCのナチュラルルーラー)だから、縦軸の印象だ。
つまり、自分を作っている枠組み(アングル)を、刷新していく(水瓶座)の新月なのかな。
私たちは、幼少期の考え方に多かれ少なかれ、影響を受ける。
それは、自分自身を規定する基盤となりうる。
ごく自然に身に着けたものだから、それが自分の人生に、いい影響を与えているのか、困難を与えているのかさえ、気づかないことも多い。
しかし、何かトラブルが起こったり、気持ちの中でざわざわするようなことを入り口に、そこにたどり着くことができる。
この新月のエネルギーは、自分が持っているものを直視することで、自分独自の考え方を編み出す。
8ハウスのエネルギーは、死と再生、破壊と再生ともいわれる。
自分の枠組みを壊して、新たに建てていくことで、より自分らしい決断ができるようになる。
そして、自分基準で、世の中の流れを読み取っていく。
常識的な考え方に縛られないから、時代の流れに敏感になる。
今は、情報があふれているが、決して情報を鵜呑みにはせず、自分で精査する。
自分にとって、有益なのか、そうじゃないのか。
もちろん、選択を間違えることもあるだろう。
けどそれは、自分の判断だとしても、右にならえの選択だとしても、同じように起こりうるのだ。
そして、自分の意思に沿った選択だったとしたら、たとえ間違っていても、すぐに修正していくことができる。
決断は、未来のすべてを決定するものではなく、流動的であり、不測の事態というのは、避けるものではなはく、対処するものだと知っているからだ。
この新月の太陽と月は、冥王星/ノードだ。
深く受け継がれてきた、時代に合わない価値観や、間違って受け取った価値観を手放していく。
水星は逆行中でもあるから、過去を振り返るのには、とてもいい時期かもしれない。
そして、新月の冥王星は、月/金星を持つ。
本当に望む人生に必要な豊かさとは何かを、再確認していく。
世間の「成功」「豊かさ」の呪縛にとらわれていないだろうか?
APにある海王星/キロンは、私たちの潜在意識にある傷を、表面に表していくかもしれない。
けど、それは必要なプロセスだ。
「生き埋めにされた感情は死なない」のだから、見たくなかったとしても、その感情に光を当てることは、必要なのだ。
水瓶座の新月が影響する期間、親や先祖から、もしかしたら、前世から受け継がれてきた不毛なものを、終わらせるチャンスとなるだろう。
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