牡羊座の新月~今までの人生で培ってきたことが人生観を作る

4月20日は、牡羊座の新月。

春分翌日に続き、2回目の牡羊座の新月だ。

この新月のイメージは、今までの人生で培ってきたことが、人生観を作ることだ。

新月の太陽と月は、牡羊座の最後の度数。

そして、9ハウスのナチュラルルーラーの木星を伴って、9ハウスにある。

牡羊座から牡牛座へのテーマは戦いから安心へ。

牡羊座は、アドレナリンの放出で「戦うか逃げるか」の状況だ。

新しいことに挑戦するのは素晴らしいことだけど、いつも何かと戦っているような状態だ。

しかし、戦いが昂じると心が休まらない。

そこで、牡牛座の安心・安全を確保することで心の静かさを得る方向へと向かうのだ。

牡羊座の最後の度数では、今まで戦ってきた中にあるものを見つめ、ブラッシュアップさせること。

そして、木星を伴う9ハウスのエネルギーが、それを人生観や死生観へと昇華させる。

また、この新月はサイン違いではあるものの、冥王星からスクエアだ。

自分の内側にある、抑圧したものを解放することだ。

牡羊座のエネルギーを使って、戦ってきたものは、見たくない感情を抑圧する戦いだったのかもしれない。

しかし、冥王星はそのままの状態を、見逃してはくれない。

どんなに、見たくない自分でも、正面から対峙する必要があるのだ。

この新月図の太陽と月は、=木星/ノードを持ってる。

今まで経験してきた人との縁を振り返ることで、自分がどんな道を歩んできたのかを、改めて知ることができる。

出会いの中には、思い出したくもないような、嫌なものもあるかも知れない。

けど、その裏側に隠れた意味を理解することで、これからどういう人生を歩むことが本当の幸せなのかが見えてくるだろう。