2025年2月28日 7つの惑星が一直線に並ぶ惑星直列!

みぶきえみです。


惑星直列って?

今年 2月28日、土星、水星、海王星、金星、天王星、木星、火星の 7つの惑星が一直線に並ぶ現象が発生する。

日没後の西の空に、星たちが並んで見えるんだよね。

なんだかロマンチック。

直列とはいっても、一直線に並ぶっていうイメージとは違う。

複数の惑星が同じ方向に並ぶので、地球から見たときに、火星や木星、金星などの惑星が列を作るように見える。

けど、宇宙空間で惑星が完全に一直線に並ぶことはほとんどない。

それでも、地球から見ると「直列」に見えることがあるため、これを惑星直列っていうんだよね。

この神秘的な天体ショーを見ようって思うだけで、心がワクワクする。

28日の日没後の空に、土星、水星、海王星、金星、天王星、木星、火星が並んで見える。

もちろん、肉眼だと天王星や海王星は見えないけど。

ただ、土星は太陽と近いから、日没後すぐじゃないと、見られないから、タイミングが必要。

 

惑星直列って、占星術的な意味は?

日没後の西の空に、星たちが並んで見えるとは言っても、占星術的に見ると、7天体の合ってこととは少し違う。

日没後のホロスコープはこれ。

それでも、魚座のオーバーロードには違いない。

この5天体が魚座で合(コンジャンクション)することで、夢と現実、無意識と意識の狭間で揺れ動きながら、自分の真の在り方を模索する時間が生まれる。

魚座は、境界を溶かし、全てを受け入れるサイン。

そこに個人の中心となる天体が集まることで、理想を追いながらも、現実とどう向き合うか?という大きなテーマが浮かび上がる。

この配置は、直感や共感力を極限まで高めるが、同時に曖昧さや混乱を生みやすい。

 

1. 各惑星の影響とテーマ

それぞれの惑星が魚座で合になることで、どういう意味が強まるのかを見てみよう。

太陽(意識・人生の方向性・持って生まれたエネルギー)

太陽は生きるエネルギーの源泉であり、人生の方向性を示す。

魚座の太陽は、個人の枠を超え、他者や世界と共鳴しようとする。

すべてと一体になることを求め、限定された自己よりも大きな流れの中に自分を見出そうとする傾向がある。

しかし、そこに海王星と土星が絡むことで、理想と現実のギャップに悩みやすくなる。

大きな夢やビジョンを持つが、それをどう形にするか試される場面が増える。

直感的なひらめきに導かれやすく、目に見えないものへの感受性も強まる。

ただし、夢見がちになるだけではなく、土星の力でそれを実践に落とし込むことが重要になる。

 

月(感情・無意識・統括的欲求)

月は統括的欲求を示し、根源的な安心感のあり方を決定づける。

魚座の月は、境界を越えて溶け合うことを求め、個別の存在というよりも、何か大きなものの一部であることに安心を感じる。

他者との間に壁を作らず、すべてを受け入れるような感受性を持つが、その分、自己と他者の区別が曖昧になりやすい。

無意識のうちに人の感情を背負い、時には自分の欲求を見失うこともある。

この配置の月は、統括的欲求として、すべてとつながること、完全な一体感を求めるが、それが実現しないと現実逃避の傾向が強まる。

夢や幻想の世界に安らぎを求めたり、誰かのために尽くすことで自分の存在意義を確かめたりすることもある。

海王星と合になることで、その傾向がさらに強まり、感情の境界線がますます曖昧になる。

しかし、そこに土星が加わることで、どのように安心感を現実の中で築くか?という問いが浮かび上がる。

 

水星(思考・コミュニケーション)

水星は思考や言語の使い方、知的活動のスタイルを示す。

魚座の水星は、論理的な分析よりも、イメージや直感を重視する傾向がある。

抽象的で詩的な表現が得意で、言葉にしなくても感覚で物事を理解する力を持つ。

ただ、情報の取捨選択が苦手になり、混乱しやすいこともある。

海王星と合になることで、言葉を超えたコミュニケーションが可能になり、テレパシー的な直感が冴えたり、アートや音楽などの感覚的表現が際立ったりする。

ただし、土星の影響があるため、夢見がちにならず、思考を整理し、具体的なプランに落とし込むことが求められる。

現実逃避に走らず、しっかりとした知識を持つことで、直感をより活かせるようになる。

 

土星(ルール・制約・責任)

土星は、魚座の無限の広がりを制御し、形あるものへと落とし込む役割を持つ。

夢を現実にするための試練を与え、理想や感性を社会の中で機能させる力を鍛える。

直感や感情に流されるのではなく、それを活かすための枠組みを作る働きをする。

この配置では、スピリチュアルな理想を現実的な形にする力が求められ、ヒーリングやアート、カウンセリングなどの分野で現実的な成果を出せる可能性がある。

 

海王星(幻想・スピリチュアル・夢)

海王星は魚座の支配星であり、この配置の中心的なエネルギーとなる。

無限の想像力とインスピレーションが湧きやすく、スピリチュアルな感性が強まり、目に見えない世界への関心が高まる。

理想を追い求めるが、現実とのギャップに苦しむことも多い。

この配置は、夢や直感をどう現実に生かすか?という大きなテーマを持つ。

夢を単なる幻想で終わらせず、実現するための努力をすることが鍵となる。

 

5つの天体の合

この配置は「夢と現実の境界を超え、理想を形にすること」をテーマとする。

魚座に集まった天体がもたらすのは、深い感受性と直感的な洞察、そしてすべてと調和しようとする強いエネルギーだ。

この配置は、「夢と現実の境界を超え、理想を形にすること」をテーマとしながらも、そのプロセスの中で深い自己対話が求められる。

魚座に集まった天体がもたらすのは、強い感受性と直感的な洞察、そしてすべてと調和しようとする意識の広がりだ。

しかし、それは同時に、自分自身の輪郭を曖昧にし、周囲の感情や影響を無意識に取り込んでしまう危うさもはらんでいる。

このエネルギーの本質は、私は何者なのか、私が目指す理想は本当に自分のものなのかと問い続けることにある。

海王星の導く夢や直感に、土星が現実的な視点を加え、水星がそれを言語化する。

内なる声に耳を傾け、幻想に溺れるのではなく、現実との接点を持つことで、初めて、本当に生きたい自分の姿が見えてくる。

自己対話の中で、すべてと調和するという欲求が、自分を見失うことではなく、確かな自己を持ったうえで他者とつながることであると気づくことが鍵となる。

この配置がもたらすのは、目に見えないものを現実に落とし込む力だけじゃない。

その過程で、自分自身と深く向き合う時間。

夢や直感を単なる幻想で終わらせず、具体的な行動に移すことで、自らの理想を現実の世界に刻み込んでいくことができる。