医療占星術~星と心と体の関係は、ホロスコープと健康のかかわりについて、書いていきます。
ホロスコープの、天体、星座、ハウスによって、健康問題を見るのが、医療占星術だ。
古代、医師は占星家でもあった。
生まれた時の星の状態は、良くも悪くも、その人の潜在力。
身体的病気の、心理的背景を明らかにして、ホロスコープが持つ力を最大限発揮できるように、サポートすることだ。
健康問題は、必ず現れるわけじゃない
ホロスコープには、様々な健康問題が、表されている。
どんな病気になるのかという視点で見れば、ひとりのホロスコープから、かなりのマイナス要因が見つかる。
だから、「どんな病気になりそうなのか」を知ろうとすることには、意味がない。
それがマイナスの暗示となりうるからだ。
現在病気を抱えている人にとっては、トリガーの時期や出来事を知ることにより、改善の方向性が見つかるだそう。
けど、どんな病気になりそうなのかを探るより、思考と感情を整えて、体にポジティブな信号を送る方法を、身に着けることの方が重要だ。
それが、ホロスコープをよりよく使い、病気という形でのお知らせを、必要としないことだから。
それを踏まえて、医療占星術の記事は読んでほしいと思う。
その下地として、このカウンセリングも活用してほしい。
ホロスコープがあらわす健康問題
ホロスコープ上にある、成長のための緊張を、うまく使えていないときに、本来の力を取り戻すようにと、病気という形でお知らせがやってくる。
解剖生理学的に考えると、どちらかちうと星座は解剖学的で、その臓器を表していて、天体は生理学的で、体の働きを表している。
天体と星座の質
熱&乾:胆嚢:火のサイン(牡羊座・獅子座・射手座)太陽・火星
熱&湿:肝臓:風のサイン(双子座・天秤座・水瓶座)木星
冷&乾:脾臓:地のサイン(牡牛座・乙女座・山羊座)土星
冷&湿:肺 :水のサイン(蟹 座・蠍 座・魚 座)月・金星
水星は、中間的
天体と体の関係
太 陽:心臓・男性の右目・女性の左目・気力・白血球・大静脈
月 :胃・子宮・男性の左目・女性の右目・体液・粘液・受胎能力・脳・内分泌
水 星:神経系・感覚器官・呼吸器・管・蠕動運動・咽頭・声帯・舌
金 星:腎臓・ホメオスタシス・内分泌・ホルモン・卵巣・静脈
火 星:熱・血行・血液(主にヘモグロビン)・筋肉・ペニス
木 星:肝臓・脂肪組織・免疫系・動脈血・羊水
土 星:骨・造血・関節・軟骨・腱・歯・胆嚢・硬化(加齢)・関節
天王星:神経伝達・痙攣・体のリズム(脈拍・呼吸・蠕動)
海王星:アレルギー・薬物依存・原因不明・潜行性・松果体
冥王星:再生力・難病・パンデミック・遺伝病・臓器移植・切除
健康に重要なのは太陽と月。
太陽は身体の熱を司り、月は身体の流れを司る。
星座と体との関係
2区分による対応
男性星座(陽):神経系
牡羊座(脳)・双子座(神経系)・獅子座(脊髄)
天秤座(交感神経系)・射手座(坐骨神経系)・水瓶座(神経)
女性星座(陰):消化器系
牡牛座(食道)・蟹 座(胃)・乙女座(腸)
蠍 座(結腸)・山羊座(骨)・魚 座(足・リンパ)
3区分による対応
活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座):迅速な反応 迅速な回復
不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座):慢性的な健康状態
柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座):繊細で壊れやすい 予測不能
4区分による対応
火のサイン(牡羊座・獅子座・射手座):熱・エネルギー・化学変化
風のサイン(双子座・天秤座・水瓶座):循環・神経・管
地のサイン(牡牛座・乙女座・山羊座):栄養・食・身体性
水のサイン(蟹 座・蠍 座・魚 座):体液・粘液・保護
12星座
牡羊座:頭部・脳・頭蓋骨・顏・上顎・外耳
牡牛座:感覚器官・咽頭・喉頭・声帯・舌・中耳・下顎・甲状腺・頸部
双子座::神経系・肺・肩・手・気管・気管支
蟹 座:体液・粘液・胃・胸郭・乳房・子宮・胸膜・横隔膜・心膜・心嚢
獅子座:心臓・心筋・動脈・冠状動脈・
乙女座:小腸・膵臓・十二指腸
天秤座:腰背部・腎臓・肌
蠍 座:大腸・直腸・肛門・膀胱・卵巣・鼻粘膜・性器
射手座:肝臓・臀部・腸骨・大腿骨・仙骨・太腿
山羊座:関節・膝・頭髪・骨・爪・歯
水瓶座:下肢・ふくらはぎ・くるぶし・静脈・心臓の弁・角膜・網膜
魚 座:脚・足の先・リンパ系・免疫系
違う見解ももちろんあります。
健康に関連が強いハウス
1ハウス(アセンダント)
アセンダントは、体質と生命力を表すため、アセンダントとその支配星の関係は重要。
6ハウス
6ハウスは健康習慣や日常生活を司る。
健康問題は、日々の生活に無理があるということ。
なので、食事や運動、思考パターンなど、どのような健康習慣を持っているのかを見る。
8ハウス
8ハウスは、死と再生を司る。
肉体的な死だけではない。
大きな病気をしたり怪我をすることで、大きく価値観が変わり、生き方が変わる。
つまり、病気や怪我が、引き金になっていることも多い。
12ハウス
12ハウスは深刻な病状を司り、魂が決めて来たものを表す。
健康問題の基本は、1ハウス(アセンダント)
6・8ハウスは、アセンダントにインコンジャクト
12ハウスは、生まれる(アセンダント)の前で生と死の間
健康状態に問題がある時、これらのハウスや支配星を見ていく。
そこに、健康問題を発生させた原因と、解決方法が見えてくるからだ。
このハウスに天体があるから、病気になりやすいということではない。
病気は、ホロスコープが持つ、緊張状態がよくない表現をしていると考える。
その表現を変える…思考パターンを変えることで、病気を辞めていくことができる。
自分の星を通して、健康問題を見つめたい方はこちら