私の人生、今のままでいいの?
その問いに、答えがあるとしたら、知りたいって思わない?
私もそうだった。
30代は、シングルマザーとして、ふたりの息子の子育てに忙しく、そんなことを考える余裕もなかったけど。
子育ても落ちついたころ、「私の人生、今のままでいいの?」っていう想いが、わき上がってきた。
そんな時、大好きだった占星術のことを、思い出した。
星が大好きで、占星術は、未来の希望をくれるものだと思っていたからだ。
10代の頃は、自分の運命を知ることができるんじゃないかって、思ってた。
でも、違った。
決められた運命がある訳じゃない。
占星家は、未来が見通せるから、楽々生きられるって思ってるなら、それは間違う。
ホロスコープには、確かに豊かさを受け取る時期を見つけることができる。
でも、受け取れるのは、自分が行動した結果だけ。
今の自分を見ようとしないで、将来のいい時期ばかり聞きたがるのはなぜだろう?
「今は本当の人生じゃない、来年にはうまくいっている」
こう考える人は、単なる現実逃避。
未来がわかったとしても、人生が喜びだけに満たされた、楽々なものってことじゃない。
自分の星の才能を発揮して、望む未来を作れるのかどうかは、あなた次第だ。
どんな考え方をして、どんな行動をとっていくのか?
その行動次第で、あなたが受け取る豊かさは変わってくるのだ。
そして、今が、望む未来とは違うなら、あなたの中に抑圧された感情が眠っているのかもしれない。
月の記憶は、私たちの人生のすべてを知っている、心の奥深くにある貯蔵庫。
どんな体験をして、どんな考え方や想いを持って、どんな選択をしてきたのか。
その選択に、後悔をもっていること、諦めようとしていること、そのすべてを知っている。
私たちひとりひとりが持つ、在り方の形を知ってる。
抑圧してきた自分を、認め、愛し、再び迎えに行く道標だ。
月の記憶は、あなたを責めたりしない。
これまでの人生をねぎらい、慈しむ言葉をかけてくれる。
私は、メール鑑定は行ってない。
それは、ホロスコープの星の力を生かす方向性は、コンサルテーションという、対面での中で生み出されるものだと考えるから。
あなたが、今とは違う未来を描き、方向性を見つけようとする時、私が与えることはできない。
あなた自らの意志が必要だ。
何をすれば成功するのか?
私が心を込めて打ち込めるものは何か?
それが知りたいといわれる方もいる。
でも、占星術は答えを持たない。
あなたが自ら答えを出すための、ヒントや行動を起こしやすい時期を知ることができるだけだ。
例えば、あなたのホロスコープが、事務や経理に向いている傾向があるとする。
だけど、本当にやりたいことは別のこと。
そんな時どうする?
「やっぱり占いは当たらない」ってなってしまっては、占星術をうまく使えているとは言えない。
あなたがやりたいことのために、使える星の才能は何かを、一緒に探して行くことが、占星術の役割だと思ってる。
実際、話していくうちに、思いもしなかったことが口を突いて出たということや、話しながら本当に大切なものに気づいたといわれる方は多いのだ。
あなたはこんな質ですよっていう鑑定ではなく、あなたの人生に、星の才能をどう生かしていけるのかを、考えていきたいと思ってる。
その場で、しっかりとホロスコープに向き合い、出てきた答えをメモすることの方が、大切なのだ。
コンサルや講座を機に、少しづつ考え方が変わり、選択が変わる。
ひとつひとつの選択は、小さなものでも、その積み重ねが、人生の質を変える。
私が、大好きな占星術をお仕事にして、自分が大好きっていえる人生を手にしているのも、40代の決断があったから。
自信なんてなかったし、うまくいく保証もなかった。
信じていたのは、星の才能と時期、自分の未来のビジョンだけ。
自分を信じて、ひとつひとつの選択をしていく。
もし迷ったら、どちらの選択が夢に近づけるのかを考える。
すると、答えは見えてくる。
私の人生、今のままでいいの?
それは、あなたが自らの人生を生きたいと願う、魂の声。
星が経験を促し、経験が星を育てていく。
星の才能は、たくさんの経験をすること、表現することで磨かれる。
そうして、あなただけの世界観を創り、その中で星が織りなす物語を紡いでいくのだ。
自らが選んで生きているという感覚は、あなたの人生に幸せと喜びをもたらすだろう。