心臓が悲鳴を上げるまで、体からのメッセージを受け取れなかったころ

\月の記憶の声を聴く心理占星家/

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心と体はつながっている、でも頭だけの理解で、本当はわかってなかった。

だから、体からのメッセージを、受け取れてたと思ってた。

40代で、初めての頻拍発作が起きた。

経過観察でいいということで、直後に控えていた、アメリカ行きも予定通り。

体調が悪くても、チャンスを逃しちゃいけない、それが正しい選択って思ってた。

そんなわけないよね。

心臓からのメッセージを無視し続けてたら、今度は、期外収縮が頻発するという事態に。

でも、これも、様子観察となり、愚かな私は、またまたそのメッセージに気づかなかった。

その後、仕事は調子がいいものの、体調は最悪。

更年期のような症状が、あれもこれもと降ってきた。

それでも、何とか、薬で抑えようとか、そういう発想しかなかった。

体の声を聴くんじゃなくて、体にエゴの声を聴かせるという、最悪なことをしてた。

そうしているうちに、本当に心臓が悲鳴を上げた。

発作性心房細動で、胸が苦しくて、息ができないほど。

そこまで来ても、生き方を変えるために、病気をやめようっていう発想じゃなくて、病気を避けたいから、生き方を変えようって思ってた。

もちろん、体からは、さらなるメッセージが・・・

私は、自分が望むことをやっているという、とてつもない勘違いで、全く自分のことを愛してなかったのだ。

もともと、育った環境から、自己肯定感は低いし、自分には価値がないと思っていた。

今にして思えば、自分がそう思っているから、そういう出来事を引き寄せる。

男の人にさせられていたことが、性的なことだったっていうのは、もっと大きくなるまでは、わからなかったけど。

だから、人一倍勉強を頑張ったし、いい子でいようとしていた。

その癖って、本当に根深いのだ。

子供の頃の写真って、なぜか、カメラをにらっ見つけているようなものばかり。

だから、アルバムを見るのも、嫌いだった。

そんな時、母も心臓発作を起こし、その後から、実家のアルバムなどを、整理する機会があった。

そこで、数十年ぶりに、アルバムを開いてビックリ。

2歳か3歳くらいの私が、笑ってるのだ。

自分が笑っていたということが、とっても衝撃的だった。

「私、笑ってる・・・」

そう思ったら、涙があとからあとから流れて来た。

そして、これまで、どれほど、自分を痛め、大切にしてこなかったかを、実感した。

私は、明るいって言われていたけど、それは仮面だ。

拒絶を避けるためだったんだろう。

人のために見せる作った笑顔。

その時に、自分の笑顔を取り戻そうって決心した。

体調が悪いのは、生き方が間違っているからだ。

だとしたら、そこにフォーカスするんじゃなくて、生き方を変えないとだめだって、やっと気が付いたのだ。

病気である自分、仕事を精いっぱいできない自分、何かが欠けていると思っていたから、必死で、頑張ってきた。

今思い出すと、苦しそうで、助けてあげたくなる。

だけど、当時は、自分では全く気づいてなかった。

誰かのために生きるのはやめる。

自分の笑顔を取り戻して、自分を愛することをちゃんと学んで、自分の人生を歩む。

はっきりと、そう決めた瞬間だった。

もしかしたら、また間違えるかもしれない。

でも、間違えたら、またそこからやり直せばいい。

ひとりじゃ大変だったら、誰かに助けを求めてもいい。

あの日に気づいた、笑ってる私と一緒に、人生を歩いていきたい。