人生に大きな影響をもたらす、天王星&冥王星ー土星の世代

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同級生が集う場所には、特別な星のエネルギーがある。

それは、土星以遠の天体が、同じということ。

nakama

同じ学年にいろんな星座(太陽星座)の人がいるように、12星座を速く移動する天体は、同じ学年でも、様々だ。

しかし、動きの遅い天体は、同学年であれば、同じ星座。

私の学年(1965年生まれ)は、乙女座の天王星&冥王星の対向に、魚座の土星、そして、蠍座の海王星だ。

中でも、世代の大きな特徴として、冥王星が取り上げられる。

私たち、冥王星が乙女座(1958-1971)の世代は、ひとつ前の獅子座世代に比べると、従順奥手で、ヘルシー志向といわれる。

健康に関して、代替療法への関心が強いのも、この世代の特徴でもある。

これは、長く続くエネルギーなので、私たちの学年だけじゃないけど。

その冥王星と天王星が重なっているのは、私たちの学年前後の特徴でもある。

特に、1964年から1967年では、タイトに重なっている。

天王星と冥王星の重なりは、現状の崩壊と、新しい建設という意味を持つ角度だ。

改革改造への熱意と、非常な創造的エネルギーを、持ち合わせる。

目的に対する、強烈な欲望と、疲れを知らぬ我慢強さがあり、運命的に時代的・体制的な変革に、直面させられる傾向を持つ。

そして、天王星・冥王星の重なりの反対側に、少し動きの速い土星。

冥王星、天王星に土星の180度が加わると、私たちの学年が持つ、特徴になる。

土星と冥王星の180度は、極限に挑戦してそれを打ち破り、新しい方向性を見つけるという力を持っている。

土星と天王星の180度は、古いものを手放し、自分の拠り所をリセットして、新しいステージへと移動する力がある。

この3つの天体は、社会的に大きな変革の中にあることを、物語っている。

実際、私たちが就職したころは、バブルだった。

バブル崩壊後は、経済的に苦しい状況が続き、まさに、拠り所の変革が、求められた世代だ。

そして、今はまたコロナ禍の中で、自分の信念が試されるような時代を経験している。

そして、スピリチュアル志向の強さは、蠍座の海王星と、乙女座の反対の魚座によって表されている。

私たちが若い頃には、スピリチュアルという言葉はなくてオカルト。

スピリチュアル的なことを言うと、頭がおかしい人みたいに言われてた。

私は、祖母が信仰心があつかったので、「ご先祖様は見てて、守ってくれてる」的なことを、日常的に聞きながら育った。

個人的な経験は違うだろうけど、私たち世代は、こんな特徴を持っているのだ。

天王星&冥王星にオポジションの土星、ここに、パーソナル天体(太陽・月・水星・金星・火星)が、どう関わっているのかで、大きな違いが出てくる。

そして、この強い180度のラインが、ホロスコープのどのハウスにあるかによっても、個人に対する影響は、変わってくるのだ。

アセンダントやMCに強く関わっていると、時代の変化を引っ張るような役割があるだろう。

そして、太陽や月と関わっている人も、このエネルギーの影響を強く受ける。

私は、天王星&冥王星ー土星は、ホロスコープの2-8ハウスのライン。

お金のテーマであるとともに、自己価値や継承してきた古いもの、それらの、テーマが色濃く表れることは、確かだろう。

生まれた世代の星の影響は、細部の経験だけを見ると、わかりにくい。

だけど、大きな視点で見てみると、この時代を選んだ意味というのが見えてくる。

自分の使命や才能を見つめる時、世代の天体の力というのは、大きな手掛かりになるはずだ。