子供を育てるということ
みぶきえみです。
今は、子育ての情報が多い。
そして、自分の子育てを、振り返ると、できなかったことに溢れてる。
幼少期の経験は、生涯に渡り影響する。
これは、幼少期という、情報のフィルターのない時期に、親の信念で洗脳されるようなものだからだ。
実際、自分を振り返っても、無自覚に親の影響を受けていると思うことは多い。
だけど、自分が親の影響を実感しているということは、子供たちは、良くも悪くも、私の影響を大きく受けているということになる。
そう考えると、すごく怖くなった、時期があった。
子供を産んだのは、20代前半。
まだまだ、古い子育て論に縛られてた時代だ。
SNSがなくて、情報が得られなかったことは、良かった面もたくさんあると思うけど。
今、人生経験が増え、情報が増えた自分と、あの頃の自分では、できることは違う。
偏った考え方だったかもしれない。
産後クライシスなんて言葉も知らなくて、出産という大仕事を終えた後に、睡眠も満足にとれずに子育てをすることを「当たり前」といわれてた時代。
母親になったんだからという、母性神話。
そんな中で、よく頑張った。
だから、あの頃の自分に、ダメ出しするんじゃなくて、認めてあげたい。
そして、何より…
自分の人生に最適な親を、選んで生まれて来るんなら、私を選んだ、息子たちを信じたい。
彼らが、幼少期の経験をバネにして、より豊かな人生を生きること。
彼らを信じることは、自分を信じること。
自分を信じることは、彼らを信じることだ。
息子たちが、2歳と3歳の時、病気で入院した。
その経験は、息子たちを、少しでも早く自立させることと、できる限りのい金を残すことという、強い思いを抱かせた。
苦しい生活の中でもやめなかった、高額の死亡保険が付いた、生命保険。
できる限り、仕事も増やした。
だけど、ホントは、もっと、子供たちと一緒の時間を、過ごしたかったのかもしれない。
子供を育てることは、ホントに自分を育てることだと、実感する。
そして、どんな時間も、慈しみ、愛し、許し、認めていきたい。