脳の回路を作り替える~トリガーとアンカー
みぶきえみです。
望む未来を選択する方法は、本当にたくさんある。
ビジョンボードやマインドマップを描いたり、アファメーションをしたり。
いくら作っても、夢がかなわない理由はひとつ。
自分の意識状態だ。
自分の意識を整えないと、叶わないどころか、逆効果になることも多い。
夢がかなう意識状態は、夢が叶うことに疑いの気持ちがない。
そして、人や社会の評価のためじゃなく、本当に望むものであることが重要。
そのために必要なのは、強烈な〇〇〇と沢山の成功体験。
だけど、沢山の成功体験を、今から作っていくのは大変。
だから、脳を味方につけよう。
脳を味方につける仕組みがわかったら、できあがったビジョンボードを、「毎日眺めます」というのが、逆効果だというのがわかる。
じゃ、具体的にどうやって?
そこで、簡単で効果が高いと感じるのが、トリガーとアンカーをセットにするような、脳の回路を作ること。
アンカーとトリガーって何?っていう人もいると思うので、ちょっと説明。
アンカーは想起しやすい記憶で、トリガーはそれを思い出す切っかけと捉えると理解しやすい。
例えば、子供の頃に犬に噛まれた経験があれば、犬という言葉を聞いたり、犬を見ただけで背中がぞっとしたり、すごく怖くなったり、犬の顔を思い出したり。
この場合は「犬」という言葉がトリガーとなり、「背中がぞっとする感じ」「怖くなる」「犬の顔を思い出す」などがアンカーとなる。
反対に、子供のころから、犬と一緒に育って、家族のような感覚を持つ人は、犬という言葉を聞いたり、犬を見ると、体が緩んだり、温かい気持ちになったり、晴れ合って遊んだことを思い出す。
この場合は「犬」という言葉がトリガーとなり、「体が緩む感じ」「温かい気持ちになる」「じゃれ合って遊んだことを思い出す」などがアンカーとなる。
つまり、同じ刺激に対して、私たちは過去の経験と照らし合わせて、全く違う反応をするのだ。
これは、自動的に起きていて、自分では気づきにくい。
そして、この反応の回路は、使えば使うほど強化され、反応しやすくなる。
だから、過去の嫌だった出来事を、ちゃんとした記憶の処理目的でないのなら、何度も思い出すことは逆効果なのだ。
そして、ここからが本題。
このトリガーとアンカーを、意図的に作ることで、の望む未来への脳の回路を作り、毎日それに触れることで、強くしていく。
自分でセットするから、トリガーは何でもいい。
例えば、コーヒーを飲むとかでも、十分効果が得られる。
大切なのは、アンカーだ。
そのトリガーによって、どんな記憶を想起させるのか?
自分が望む未来の記憶を作り、それを毎日、想起させるのだ。
○○〇あふれる未来の記憶を作るには、5感情報や感情が欠かせない。
それをイメージするときに起こる体感覚も、何度も味わう。
そのうち、意識的にトリガーの行動を起こさなくても、未来の自分とセットにした感情が、湧き上がってくるようになる。
そうすると、欠乏感が徐々に消えていき、今まで望まない未来に進むようにセットされていたパターンが、解体されていく。
当然、思考と感情が変わるから、行動も変わり、経験が変わり、人生が変わり始める。
欠乏感からの行動ではなくなると、不思議なことが起こり始める。
例えば、自営業の人なら、あれほど苦労していた集客に、困らなくなる。
また、病気が消えていく人も多い。
1日の中で、幸せだと思う時間が増えるので、私は不幸な人➡私は幸せな人へと、セルフイメージも変わってくる。
すると、本当にパラレルワールドを移動したかのような感覚を覚え、現実が変わる。