アスペクトは難しい?楽しい? 金星と木星と冥王星と。

みぶきえみです。


● アスペクトは難しい?楽しい? 金星と木星と冥王星と。

こんにちは。蛭田えみです。

占星術講座の中でも、アスペクトって難しいってよく言われる。

すべての雛型を、覚えようって思うと膨大な量で、難しいのかも。

連想ゲームのように遊ぶと、答えが限りなくあって、楽しめるよ。

 

金星と木星のオポジション

今の空の星は、金星と木星がオポジション(180度)で、チャレンジの角度。

オポジションは、真正面にお互いがあって、影響しあってる。

たいていは、遠い天体から近い天体に向けて・・・この場合は、木星が金星に影響を与えてる。

自分の心地よさを(金星)、もっともっと拡げていこうよ(木星)みたいな感じ。

    

でもでも、オポジション(180度)ってことは、成長のための緊張だよね。

いくら、金星と木星でも、そのまま心地よくて最高!にはならない。

過剰になる傾向がある。

甘やかされすぎる・・・みたいな。

今回は、牡牛座の金星と蠍座の木星。

今日は、もう家事せずに、ダラダラしたい~
可愛い服着て、美味しいものでも食べに行こうよ~

しょうがないな~
やることやってないのは秘密にしとく。

こんな会話をしたかどうかは別として(笑)

快楽に走ることを、いつでも許容してくれるっていうのは、「夢を叶える」っていう視点から見ると、決して望ましいことじゃない。

調和のアスペクトなら、仕事のストレス解消に、好きなことしてるって感じになって、変化させる必要性はない。

でも、チャレンジのアスペクトは、そのままの状態では望ましくないのだ。

だから、変化し成長していける。

 

オポジション(180度)を調停する冥王星

今回は、金星と木星のオポジション(180度)に、冥王星が調停してる。

調停のアスペクトってこれ。

オポジション(180度)をつくる天体に対して、片方とはトライン(120度)もう片方とはセクスタイル(60度)にある、天体の配置。

今回は、金星と木星のオポジション(180度)に対して、冥王星が調停してる。

アスペクトは優しいけど、冥王星は決して優しい星じゃない。

そして、冥王星は、枠を超えて大きな変化を促すけど、冥王星のいる山羊座は、枠を大切にする星座。

この矛盾が、難しくもあり、楽しくもある。

だって、いろんなパターン考えられるから。

金星と木星の行き過ぎに対して、モノ申す!って感じは間違いない。

その甘えた態度は、夢を叶えるための行動?
逃げじゃなくて、ちゃんと楽しめてる?

こんな声も聞こえそう。

 

この影響をどう生かすのか?

ひとりひとりが持ってるホロスコープによっても、もちろん違う。

でも、本当に人生を楽しむってことと、何かから逃げるために、一時的な快楽に走るのとは、全く別物だよ~って言われてるようだな。

例えば、やらなきゃいけないこと後回しにして、ランチ会だイベントだと駆け回ってると、一見充実してるように見える。

だけど、ゆっくりと家で自分と向き合うことで、本当に自分が望むものに気づいたり、人生において大切なものを、はっきりと自覚することができる。

本当の心地よさ(牡牛座の金星)と、人生において大切なもの(蠍座の木星)

それこそが、人生の舵を大きくきる原動力になる。

冥王星が求める、地に足がついた変化のための、異なる視点だ。

 

アスペクトは、天体っていう主人公の関係性

アスペクトは、難しくない。

天体同士の人間関係(天体関係?)だ。

いつも優しく声をかけてくれる人がいる。

それが、必要な時もあれば、そこに甘えちゃいけない時もある。

いつも厳しい人がいる。

苦言に耳を傾けないといけない時もあるけど、逃げてもいい時もある。

そんな風に考えると、いろんな物語ができて、アスペクトって面白いなって思えるよ。