私が叶えたい夢は、ひとりひとりが、「In the Pinkの世界」を創ること。
In the Pinkって?
ピンクには、可愛いイメージや、若さのイメージがある。
だけど、大人のピンクは、「In the Pink」
今日1日、自分の最善を生きること。
本当の自分生きることだ!
私たちが、胎児のときから、影響を受けてきた母親の想い。
幼少期に押し付けられた価値観。
生きていくために、取捨選択してきたものは何か?
その記憶は、すべて月が蓄えてる。
月の記憶をひも解くことで、持って生まれた星の才能を、もっと信じて、使えるようになる。
星のエネルギーに乗って生きれば、何もなくても、自分の内側からあふれ出す喜びを感じる!!
そんな世界を創りたくて、月の記憶の声を聴き、自分で実験する毎日。
ホロスコープの星を通して、人生をもっともっと、楽しみたい!
それは、毎日、前向きで行動的でいなくちゃいけないってことじゃない。
その日のコンディションの中での、最善を生きるのだ。
もし、インフルエンザで高熱があれば、デジタルオフして、ゆっくりと休むことが、最善かもしれない。
今日は、体調が悪かったから、ダメだったなんて、間違っても思わなくなるような、考え方を持つことだ。
どんなコンディションの自分でもOK。
何かを成し遂げたから、何かを得たから、特別なことがあったから、いい日だったということじゃなく、今日も自分に正直に生きたという魂レベルの喜び。
それは、あなたが、あなたらしく、生きることにつながる。
親の価値観や、周囲の期待に応えて生きるのではなくて、自分が本来持って生まれたものを最大限に発揮して生きること。
自分らしく生きることだ。
私が大好きなオードリーヘップバーンの言葉のひとつ。
どんな日であれ、その日をとことん楽しむこと。
ありのままの一日、ありのままの人々。
過去は、現在に感謝すべきだということを、私に教えてくれたような気がします。
未来を心配してばかりいたら、現在を楽しむゆとりが奪われてしまうわ。
私たちは、知らず知らずのうちに、行動のパターンを作っている。
それは、同じ考え方、同じ感じ方を繰り返し行ってきたからだ。
幼少期に取り込んだ考え方や感じ方、それを強化してきた経験の数々が、生きることに必要なパターンだと思っている。
実際、それで今日まで生きてきたんだから、それは当然だろう。
けど、過去を基準に考えることは、未来の可能性を閉ざす。
今まで何を成し遂げたかではなく、未来、どんな人生を歩んでいたいのかを、明らかにする必要がある。
そして、今までパターンが、あなたを幸せにしてくれるものじゃないなら、手放していかなくちゃいけない。
最初は、少し難しく感じる。
なぜなら、当たり前のこととして、なじんできた、考え方や感じ方に、疑問を持つということだからだ。
今までのパターンは、脳内の回路として刻まれている。
使えば使うほど、広くなっていく道路のようなもの。
そこを閉鎖して、新しい回路を作ろうとしているのだから、簡単じゃない。
でも、その新しい回路は、もともとは自分が持っていたものなのだ。
自己否定のない自分。
それを取り戻すことができたら、どんな世界を見ることができるのだろう。
少しずつ、自分が望む未来への回路を、作り始めると、現実が変わってくる。
健康・仕事・お金・人間関係、あらゆるところに変化が起こり始める。
完全じゃなくても、今よりずっと、自分自身が愛にあふれてて、自分を肯定できるようになる。
今まで、認められないから、役に立たないからという理由で、抑え込んでいた思いを認め、受け入れていくこと。
長年演じてきた、認められる自分と、今まで抑圧してきた自分を、統合していくこと。
自分の価値観を大切にして生きることで、他の多種多様な価値観を認め合う世の中を創る。
そうすることで、どんな人も、自分の人生が好きになる、世の中ができるのだ。
私は占星術を通して、アートを通して、物語を通して「In the Pinkの世界」を創ってくという夢を叶えたい。
私たちひとりひとりが、得意なことを生かして「In the Pinkの世界」を創ること。
もし、自己否定のない自分になったら、見える世界を、体験してみたい!
何もなくても、自分の内側からあふれ出す喜びを感じたい!!
そのためには、今まで作ってきた、思考や感情のパターンという枠を壊し、魂を開放することだ。
人生100年時代。
とはいっても、50代は、自分の健康、親の介護、友達や職場での人間関係、仕事の悩みとともに、これから先、どんな生き方をしたらいいんだろうっていう、焦りも感じる。
人生の折り返し地点に来たと感じるとともに、残りの人生についての、不安も感じやすい年齢だ。
これから、どんどん成長していくと感じられる、10代や20代の頃とは、未来の見え方が、明らかに違ってくる。
新しいことを始めるのは怖いけど、挑戦して豊かな人生を送るのか、諦めの人生を送るのか。
人は、やったことの後悔より、やらなかったことの後悔の方が大きい。
私は、死亡率の高い病棟で、看護師として働いてた。
人生の最期に、「元気なうちに、もっと〇〇しておけば良かった!」と後悔される人がとっても多かった。
「〇〇しなければよかった」っていう言葉を聞くことは、ほとんどなかった。
仕事で成功し、豪邸を建て、多くの富を築いたけど、もっと、地位や名声に関係ない友人と、楽しい時間を持ちたかった。
老後のためにと貯金しか考えなかったけど、治療費以外に、使うことができなくなったお金を、もっとやりたいことに使えばよかった。
会社を辞めて、自分がやりたいことに、挑戦するチャンスがあったのに、安定を手放せず、この選択でよかったはずだと、言い聞かせる人生を送った。
その他にも、たくさんのやらなかった後悔を、聞いてきた。
だから、人生の後半、もっと自分らしい人生を歩くため、選択や挑戦ができるようになりたい!
そう思って当然。
苦労することが、まだまだ美徳で、社会の常識に縛られて、その中で認められるように生きることが、当たり前だったアラカン世代の私たち。
だけど、その価値観、もう脱ぎ捨ててもいい。
新しい時代に、眠っていた自分を取り戻す、In the Pinkの世界を創ろう!
もっと楽しく、もっと魂が喜ぶ生き方を選択できるのだ。
世代の常識に縛られた、枠の中に閉じ込めることじゃなくて、自分の価値観を大切にして生きていくこと。
私が叶えたい夢。
私たちひとりひとりが、ただ、生きているだけで素晴らしいと思えるIn the Pinkの世界を創ること。
そのための方法は、たったひとつ。
自分を丸ごと受け入れること。
そうすることで、他者を受け入れることもでき、争いがなくなると思うのだ。
ちょっと、カッコよく言うと、自己肯定感を高めることとか、絶対的自我を持つとか、自己一致させることだ。
自分を丸ごと受け入れると、毎日が本当に楽になる。
健康や仕事などの、悩みが解決するだけじゃなく、その先にある、未来をイメージできるようになる。
すると、明日が来ることが楽しみになり、今日生きていることに感謝ができる。
言葉にすると簡単だけど、自己肯定感が低いといわれる国民性の日本人、そして、個性よりも、常に他者との比較の中で生きてきた私たち世代にとっては、結構難しい。
私は、元気で明るいっていう印象を良く持たれる。
それは、もともと、そうだったわけじゃなくて、幼少期からの、自己肯定感の低さに、葛藤してきたからこそ、何とかしたいともがき・悩み、自分を取り戻す方法を模索したからだ。
自己価値が低く、何かを成し遂げることや、人の役に立つことでしか、自分の価値を認められなかった。
誰も信用できないし、人より優位に立っていないと、生きていけないくらいに思ってた。
だから、必死で、社会に認められる、偽りの自分を作って来たし、弱いと思う自分を封印してきた。
そして、そのバランスが破綻した時、アイデンティティクライシスが起こり、立っていられないほどの、衝撃を受けた。
でも、結果的には、すべてが壊れて、自分が自分じゃなくなる経験は、必要だったのだと思う。
まだまだ、回復の途中だし、悟りきったわけじゃない。
だからこそ、自分が経験したこと、学んだことをシェアすることで、ともに成長していけたらと思ってる。
今、自分を丸ごと受け入れられないって感じていても、受け入れられない自分がいることにすら、気づいてなくても、きっと人生を変えていくことはできる。
占星家として10000人を鑑定してきた経験、死亡率の高い病棟で、看護師として20年間働いた経験は、生と死を考える大きなきっかけになった。
だからこそ、私に伝えられることを、正直に飾らず伝えていきたい。
目次
自分を丸ごと受け入れるってどういうこと?
簡単に言うと、自分の存在のどんな側面も、肯定的に受け止められる感覚のこと。
自分を丸ごと受け入れられると、人からの評価も気にならないし、ちゃんとやれてるかってことに、悩まなくなるから感情が安定する。
私たちは、生まれたときは、肯定も否定もない世界に住んでいる。
だけど、幼少期の親との関係、社会との関係の中で生きていくために、肯定できる自分、ポジティブな自分を演じるようになる。
すると、当然その対極である、否定する自分、ネガティブな自分を分離し、抑圧していく。
この分離した状態が、偽りの自分だ。
偽りの自分と本来の自分のギャップに気づき、それを埋めていくこと。
それは、抑圧してきたものを取り戻すことでだ。
偽りの自分とは、ポジティブとネガティブに、分離した状態で、本来の自分とは、ポジティブもネガティブもなく、分離のない状態だ。
偽りの自分とはいっても、幼い頃には、生きていくために必要で作ってきた自分だ。
私たちは、今までの人生の中で、評価される自分を価値があるもの、そうではない自分は価値がないから、見せてはいけないと思っていることが多い。
そして、必死で評価される自分を作ってきた。
ネガティブなレッテルを張っている自分を、抑圧し、ポジティブなものに見せようと頑張ってきた。
だけど、それはもう終わりにして、すべての自分を許し受け入れること。
過去の自分も、今の自分も、そして未来の自分も、「自分」なのだと認め、統合していくこと。
人生で起きる、さまざまなことを、必要で起きているって、捉えることができる。
たとえ、失敗したとしても、笑って受け止められたり、失敗とすら思わないかもしれない。
ひとつ経験を増やしたなっていう感じ。
だから、失敗しないようにっていう、過度な緊張や不安を感じることが少なくなる。
反対に、自分を丸ごと受け入れられないでいると、些細なことや周囲の評価で「自分なんてダメだ」っていう感覚におちいる。
そして、経験を重ねるごとに、失敗は積み重なっていき、それが、ますます、自分を不安にさせる。
さらに、不安を感じている自分に対しての不安が起こり、悪循環に陥るのだ。
ネガティブな自分を隠し、それを生めるように頑張ることは、アクセルとブレーキを同時に全開で踏んでいるようなもの。
破綻しない方が不思議だろう。
それは、中年期に差しかかるころから、不具合を発生し、強制的に変化させられる出来事に、出会う人も多い。
そうしなければ、自分を内観し見つめ直すことをしないからだ。
自分を丸ごと受け入れられない理由
日本人は、自己肯定感が低い
日本人は、先進国の中では、ダントツに自己肯定感が低いといわれる。
それは、日本の慣習に起因している。
私たちは、子供の頃から、他人に迷惑をかけないことや、謙虚であることが美徳とされる教育を受けてきた。
親や教師のいうことを聞くのは当たり前で、親や教師より、劣った存在として、扱われてきたのだ。
そして、学校教育の中でも、規則を守ること、みんな一緒であることや共同責任、自分より人優先するという考え方を、学ばされた。
私が子供の頃は、教師が竹刀をもっていて、規則違反をすると叩かれたり、同じ班の誰かが宿題を忘れると、共同責任といわれ、みんなが叩かれたこともあった。
そんな教育の中で、人と合わせることや人に迷惑をかけないことに、神経を使ってきたのだから、自分らしくなんて、考える余裕もなかった。
今なら、教育も様々な選択肢があるけど、私たち世代は、まだまだ、学校へ行く以外の教育の機会がなかった。
つまり、自分を丸ごと受け入れるという経験が、できなかったのだ。
失敗や辛い経験
50代になって、自分を丸ごと受け入れられなくなるのは、経験が増えるからだ。
上手くできなければ価値がないと、思えば思うほど、うまくできない経験が蓄積される。
以前の上手くいかなかった記憶が、過度の緊張を生み、さらにうまくいかなくなるという、悪循環を生む。
失敗や辛い経験を放置したままにしていることで、「次はちゃんとやらないと」と、さらに自分を追い込み、ますます、できない自分に焦点が当たる。
自分の中の、完璧な自分と現実の自分が離れていく事で、こんな自分はダメだという思いが強くなる。
そして、自分を丸ごと受け入れることが、ますます難しくなっていくのだ。
人との比較
他者と比較すること自体は、悪いことじゃない。
比較しなければ、違いに気づくことはできない。
身長を比べるから、私は背が高い、私は背が低いということに、気づくのだ。
問題は比較の先だ。
比較の後で、優劣をつけるから、苦しくなるのだ。
人の幸せは、人との優劣では測れないものがある。
例え、今優れていたとしても、いつか追い越されるんじゃないかという不安と、常に戦うことになる。
私は、学生時代、自己肯定感の低さを、成績で埋めようとしたことがある。
学年トップをとっても、いつか抜かされるんじゃないかという不安は大きくなるばかりで、テストでは、100点以外は、意味がないとさえ、思うようになった。
99点だったら、抜かされてしまう可能性があるからだ。
50代になると、付き合いの幅が広がったり、いろんな環境の人と出逢うことで、比較対象が増える。
さらに、過去の若さという武器を持った自分さえも、比較の対象になるのだ。
認めてもらいたい気持ちが暴走する
自分を丸ごと受け入れられていないと、存在価値を見失う。
だから、誰かから、認めてほしいと思うのだ。
いわゆる、承認欲求だ。
誰かから、認められたり、認められようと頑張ることは、悪いことじゃない。
だけど、自分で認められない自分の価値を、埋めるためになっているなら危険だ。
私たちは、存在しているだけで100%。
下の図の向かって左の状態だ。
だけど、自分を丸ごと認められていないと、付加価値を持とうとする。
右のような感じで、付加価値を含めて、自分だと思ってる。
付加価値は、人によっていろいろあるだろうけど、仕事・学歴・資格・美貌・年収など。
それらは、失う可能性があるし、人との比較の中では、価値がなくなることもある。
これらの付加価値がないと、認めてもらえないと思い込んでいるのだ。
インスタ映えするためだけに、物を買ったり、行動したりするのも、承認欲求の表れだ。
以前、インスタで「いいね」をもらうためだけに、物を購入したり、派手なパーティーを装うことに、意味がないと感じている人がいた。
それでも、その「いいね」が無くなってしまうと、自分の存在価値まで無くなってしまうようで、やめられないって言ってた。
無理に、意味がないからやめようとしても、逆効果だ。
今まで作りあげてきた価値観は、少しの決意で変わるものじゃない。
ゆっくりではあるけど、自分を丸ごと受け入れられるようになると、自然とそんな行動はしなくなるのだ。
分離している自分に気づくのは、中年の危機を体験するからということも多い。
様々な喪失や危機状態にならないと、今まで自分を抑圧してきたことに気づかない。
そして、仕事を頑張ることで、自分を保とうとする。
意識的であれ、無意識的であれ、自分を偽って生きていると、仕事、お金、人間関係、健康面で、トラブルを起こすことも多い。
その中年の危機からのメッセージを、正面から受け止めることが必要なのだ。
上記のふたつの記事を、ぜひ読んでほしい。
中年の危機にさらされているとき、明らかな診断がつかない、不安感に襲われることも多い。
そんな時には、今までの思考パターンを書き換えることが必要だけど、不安感やふらつき、動悸やめまいなど、体の感覚がよくないときは、ポジティブな思考や感情を持つのは難しい。
これは、あなたの意志が弱いからじゃなく、体がホルモンや神経伝達物質のせいでそうなっているのだ。
なので、短期的には、その症状を受け入れたり、それに対処する方法を試して、身体感覚が少し良くなるという実感を持つこと。
すると、少しずつ考え方が変わってくる。
症状のコントロールができるという体験が、少しずつから身体感覚を良好にして、新しくポジティブな回路を作る準備ができるのだ。
「不安や緊張にすぐ効く方法」と「脳内の回路を書き換える方法」について、読んでみてほしい。
自分を受け入れられないから起こる、不安や緊張にすぐ効く方法
不安や緊張が強い状態は、うつやパニックを引き起こすなど、心身に悪影響を与えるといわれる。
しかし、不安や緊張は、どんな時でも悪いというわけではないのだ。
そして、不安や緊張が悪いのではなく、不安になる自分、過緊張になる自分を、どう捉えているのかが重要なのだ。
不安や緊張は悪いこと、だから早くこのスパイラルから抜け出さなければ・・・
こう考えて、リラックスしようと、深呼吸をしたり、すればするほど、緊張や不安は増していく。
根本的な解決方法も必要だけど、ここでは、すぐ効く方法を。
まずは、今に意識を向けること。
不安や緊張は、過去の記憶が、無意識によみがえって起こっていることが多い。
しかし、不安でたまらない時には、冷静にそこを見る余裕はない。
なので、今に意識を向けて、ゆっくりと落ち着いていく事だ。
間違っても、リラックスしようなんて思っちゃいけない。
光を浴びるイメージ
不安は扁桃体の興奮だ。
不安を感じた時や緊張した時に、胸がどきどきして、手に汗をかいて、頭が真っ白になるような。
それが一時的なら、何の問題もない。
必要な時にだけスイッチが入るのは、自然な反応だからだ。
でも、いつもそのスイッチが入ったままになっていると、些細なことで不安を感じやすく、生きづらさを抱える。
扁桃体の興奮を、鎮める方法はふたつ。
ひとつは、前頭前野を働かせること、つまり、自分の状況を、言葉で説明してみること。
理論的な介入が入ることで、情動的なものが静まるのだ。
でも、扁桃体の興奮は、幼い頃の感覚によっても、起こるといわれている。
その場合は、言葉での解釈をしていない記憶なので、言葉の介入は効果がない。
そんな時は、太陽を浴びるイメージを3分間くらいやってみること。
夕陽でも朝陽でも、あなたのお気に入りの太陽と仲良くなって。
好きな香り
好きな香りを嗅ぐと、落ち着くっていうのもそのひとつ。
視覚や聴覚は、新しい脳である、大脳新皮質に最初に伝えられるけど、嗅覚は、古い脳である、大脳辺縁系に伝わる。
大脳辺縁系は、自律神経系をつかさどる視床下部と連携してて、心身のリラックスに関わる。
だから、好きな香りを嗅ぐと、反射的に安らぐのだ。
「リラックスならラベンダー」みたいに考えずに、自分が最も心地いい香りを選ぶことが必要だ。
家にいる時の方法としては、選択肢に入れておくといいかもしれない。
でも、何かがないとできないことは、外出する時に、忘れたらどうしようという、別の不安を生む。
なので、違う方法も必要だ。
手のひらの不安解消スイッチ
目を閉じて、手のひらに、大きめの押ボタン式スイッチがあるとイメージする。
しばらくすると手のひらがジーンとするような感じがある。
そのスイッチから、線が伸びて、脳の中に拡がるイメージをする。
ここから3秒。
手のひらスイッチを、押す(手のひらについてOK)
スイッチが赤く点滅、その次に青く点滅、最後に緑に点滅、その後、スイッチから伸びた線から、ハートと光が流れて、
脳内を包んでいく。
最初は難しいかもしれないけど、慣れると、3秒で不安が解消する。
胸の前で腕を交差させ呪文を唱える
胸を優しく、抱きしめるような感じで、胸の前で腕を交差させる。
そして、両掌で、肩をトントンとリズミカルに軽くたたきながら、頭の中で呪文を繰り返す。
この呪文は、特別なものじゃなくて、あいうえおかきくけこ・・・を繰り返し言うとか、数を数えるとか、そんなことで大丈夫。
香り以外は、物がなくてもできるから、ぜひ、知っておいてほしい。
体感覚と逆のイメージをする
例えば、めまいがして、前後に揺れている感覚なら、左右に揺れているようにイメージしてみる。
めまいを止めようとするんじゃなくて、ただ、違うイメージをしてみる。
頭が締め付けられるように感じるときは、頭の内側から、ふわ~っと広がるイメージをしみてたり。
症状が、早く収まるだけじゃなくて、その症状による不安感も変化するはずだ。
不安感は、神経伝達物質が起こしているだけ
不安で辛いのは、不安になっている自分にさらに不安になること。
不安は幻想。
辛い時は、腑に落ちないかもしれないけど、不安感は、体内の神経伝達物質のバランスが悪いだけだから、怖がらなくてもいい。
「今、神経が過敏になって、伝達物質が暴走してるだけ」って、口に出してみるのもいいかもしれない。
脳内の回路を書き換える
脳の中には、電気の配線のような電気束という、情報の通り道がある。
ここを通る神経細胞は、製造されてから消滅するまで、わずか10分。
同じ情報が、頻繁に伝わった神経束は、筋トレと同じように、破壊と再生を繰り返す。
これによって、情報の通り道は、強化されていくけど、反対に使われなければ壊れていく。
つまり、意識を向け考え行動を起こしたものは、強化されていくけど、注意を向けなかったものは、壊れていくということ。
これが、思考が現実になるってことと、同じ考え方なんだと思う。
だから、身体感覚が少し良くなって、未来のことやポジティブなことを少し考えられるようになったら、大きなビジョンを描くことで、思考パターンが、再構築される。
もちろん、一朝一夕にはいかないけど、誰だって、何歳からだって、変化することは可能なのだ。
過去と未来を活用して今を生きる方法
今、どんな選択をしたらいいのか迷った時、たどり着きたい未来像があると、選択が簡単になる。
そして、選択したことが、思ったようにうまくいかなくても、必要以上に落ち込むことがないのだ。
そして、先に進むためには、とらわれている過去の記憶を、適切にケアする必要がある。
過去に対して後悔の気持ちを持ったり、未来に対して不安ばかり持っていると、自分らしい人生は生きられない。
だから、今ここを生きて、人生を豊かにするために、過去と未来を使うのだ。
過去は、あなたがどんな人生の使命を持っているのかを教えてくれるし、未来は、あなたが行動することを、後押ししてくれる。
本来の自分を生きていると、不安や緊張は、過剰には起こらなくなるのだ。
次から、過去と未来、それぞれの創り方を解説していく。
過去の自分の体験の意味を知る
私たちは、過去の記憶に大きな影響を受けている。
その記憶のせいで、前にすすめないということは、珍しくない。
過去の記憶を調整し、自分に対するネガティブなセルフイメージを、変えていく事で、現実も変わる。
私の母は、とても手先が器用な人で、料理も得意、洋裁も和裁もできて、編み物も玄人はだし。
そんな母から「あんたは不器用」だといわれて育った。
だから、いいとか悪いとか、考える余地もなく、そこに疑問を持つこともなかった。
看護師時代、採血や注射は、なぜか上手で、器用だといわれるようになった。
私の中の、不器用というセルフイメージが、徐々に覆っていった。
このように、偶然その機会を得ることもあるけど、意図的に変えていく事も可能なのだ。
過去の体験は、ネガティブな感情が付きまとい、失敗だと思っていることの中に、人生の使命につながるものがある。
その時に決めた、あなたの思い込みを変えていく事で、「辛い過去」が「人生に必要な経験」に変わっていくのだ。
過去の辛い経験の意味が分かったら、その時に感じた辛い感情は、温かいものに変えて、ちゃんと終了すること。
記憶のケアをすることで、今の現実に影響している、過去の記憶や感情を、無力化していく。
過去の記憶は、ほんの一瞬、無意識によみがえってくるだけでも、今の現状・・・体調や経済や仕事に、影響を及ぼすのだ。
過去の経験は、傷として心の奥底に眠っていることがある。
普段は、自分でも気づかず、その傷があるゆえに、起こしている行動にも、そのせいで、現実がうまくいかない事にも気づかない。
絶えず、自分を裁いている心の声、人を批判してる心の声、攻撃してる心の声。
それらは、本当のあなたではなく、あなたの傷が、あなたを守ろうとするために、起こしている行動だ。
もう必要はないけど、守ってくれていた傷からの声に、感謝をして、手放していこう。
あなたが大切に抱えている傷は、大きく感情が揺れる時に、噴き出す可能性が大きい。
幼少期に身につけたものだから、両親との死別によって、または、両親を投影していた相手との、トラブルによって、自覚する。
女性にとっては、母親との傷は、同性の友達やライバル、父親との傷は、夫を通して、再現される。
占星術的には、50歳前後のキロンリターンを過ぎた頃に、大きなパワーが押し寄せてくるだろう。
過去の経験を振り返り、宝探しをするための記事
また、自分の人生を振り返らせてくれるのは、家族や大切な人やペットとの別れだ。
今までの価値観を見直し、自分の死生観を作っていくような機会になる。
亡くなった人のホロスコープは、メッセージにあふれている。
そのメッセージを知ることで、改めて自分の生きる意味を問い直すことができるのだ。
未来の自分を思い出す
あなたはどんな人生を送りたい?
今のままだと、実現しそうにないような大きな夢やゴールを描こう。
そして、これは、秘密にしておく。
現在進行形のプランや、具体的にやり方がわかっている目標に関しては、多くの人に語るほうがいい。
だけど、大きな夢やゴールは、語った瞬間、純粋に妄想の中で遊べなくなる。
~しなきゃっていう思いが、芽生えるからだ。
未来をイメージして、そこに5感情報や感情を乗せてみる。
それを繰り返しイメージすることで、臨場感が高くなっていく。
そうすると、そのエネルギーを向けた先のものが、現実として目の前に現れる。
顕在意識だけで、○○になりたいと思っていても、潜在意識が違うと思っていたら、現実化はしない。
だから、繰り返しイメージすることで、脳に錯覚させ、新しい回路を創っていく。
そして、将来そんな自分になっているとしたら、今はどんな自分でいるはずだろう?っていう疑問を、潜在意識に投げかけておく。
すると、思いがけないアイデアや出会いが訪れるのだ。
未来のゴールを達成した自分だとしたら、今はどんなことを考えているだろう?
どんな洋服を着て、どんなものを食べているんだろう?
そんなことをイメージして、そこに5感情報(視覚・聴覚・体感覚・味覚・臭覚)をつけていく。
その上で、人生で最も嬉しかった時や、楽しかった時の感情も、くっつけておく。
それを日々、繰り返していく。
すると、脳が勘違いをして、イメージの方を本来の自分だと思うようになると、現実はどんどん変わっていく。
未来のなりたい自分、本当の自分をイメージすることは、今を豊かに生きるために必要だ。
でも、どんな自分になりたいのか、どんなことをしていると、生きがいを感じるのか、自分では気づけないという人も多い。
そんな時には、以下のような方法も、試してみてほしい。
何かにたとえることや、普段から惹かれるものは、未来の自分からのメッセージだ。
最初は、どうしても、ネガティブなことが浮かび、難しい。
だけど、続けていくうちに、確実に変化は起きてくる。
大好きな言葉(名言や歌詞)から思い出す
大好きな言葉や、歌詞ってあると思う。
それは、あなたの魂に触れる言葉だからだ。
逆に、嫌いなのに気になって仕方がないって言葉も、あなたを知るヒント。
それらは、あなたの人生、どう生きたいのかにつながってる。
私は、小学生の時に言われた、この言葉が、嫌いで仕方なかった。
「私の人生は、私が主人公」
え~~、自分で主人公とか言っちゃうの?
周りの人は、脇役なわけ?
そんな風に思ってた。
自分が主人公になんて、なれるわけないと思ってたから、そんな風に考えてたんだろうな。
でも、自分の人生においては、誰だって、主人公。
よくドラマで、スピンオフとかあるけど、誰の視点で見るのかで、物語は違ってくるよね。
だとしたら、自分の人生では、ちゃんと自分を主人公にしなくちゃいけない。
そういう生き方、本当は望んでたんだろうなって思う。
あなたにもきっとあるはず。
好きな言葉、嫌いな言葉。
葛藤から思い出す
「○○したいのにできない」という葛藤は、誰でも持ったことがあるだろう。
それは、自分の中にある、ポジティブな面とネガティブな面が起こしている。
どちらが正しいのかを、見つけようとするんじゃなくて、どちらの想いもくみ取ってみる。
そうすると、本当は同じ目的を、持っていたことに気づくのだ。
ポジティブな思いもネガティブな思いも、連想ゲームのように、深堀していくことで、自分でも全く予想していなかった答えが、見えてくる。
憧れの人から思い出す
私たちは、自分にないものには反応しない。
憧れるのも嫉妬するのも、自分の何かに共鳴するからだ。
憧れの人の、どういうところに憧れるのか、どんなところにひかれてやまないのかを、チェックしていてほしい。
そこに出てきたものが、あなたが最善を表現をした時の、本当のあなただから。
その人は、実在の人でも、歴史上の人物でも、架空の人でも構わない。
そして、本当はどういう人なのかも関係なくて、あなたが、どういうところを素敵だと思うのかが大切だ。
私の憧れの人は、ナイチンゲール・・・・
って、看護学校の入試の時には答えたけど、それは嘘。
憧れるのは、相棒っていうドラマの、杉下右京さん(笑)
頭がよくて知的で、自分の信念に沿って、行動してて、周りの空気を全く読まない。
そこが、すっごく素敵だなって、思うんだよね。
ってことは、自分がそうなれるって思ってるんだよねって突っ込まれたら、ちょっと気恥しいけど。
過去の出来事から思い出す
子供時代から、自分が好きだったことから探るっていうのが、王道だ。
なぜかわからないけど、好きだったもの。
私は、夜空とか星占いとか好きだった。
そして、過去に、自分が望んでいても、望まなくても、やらされてたことって、あるんじゃないかな?
いつも、人前で話すことになるとか。
そういうことも、あなたがどういう人なのかを表してる。
そして、最も強烈なのは、苦しく辛い嫌な体験から、思う出す方法だ。
私たちの人生は、あらゆる面で陰陽だ。
苦しく辛い経験の背後にあるものが、本当に豊かに生きている、未来の自分でもある。
だけど、いいことだけ見ましょ~とか、悪いことは考えないように、現実化しちゃうから~みたいな考え方が、本当の自分を見ることを邪魔してるのだ。
苦しく辛い経験をかき集めて、それらの背後にあるものが、どんな風につながっているのかを、見ていく必要があるのだ。
辛く苦しい経験も、必要な経験なんだとしたら、それを排除するなんてもったいない。
陰の部分を見せられると、それを排除する。
すると、光の部分も排除してしまうことになる。
自分が無くなってしまうと怖いから、偽りの自分を創る。
外はキラッキラなんだけど、中身がない。
すると、苦しくなって、破壊行動が起こるんだよね。
病気とかもその一例。
だから、自分の経験の中で、ネガティブな感情がついてるものを洗い出す。
それが、「だから、人生は愛だ。」「だから、人生は素晴らしい」っていう結論の物語だとしたら、どんな意味があったんだろうって考えてみる。
私は、新卒の最初の夜勤で、3人の方が亡くなるという経験をした。
その後も、院内でも死亡率の高い病棟で勤務し、お見送りすることも多かった。
決して、嬉しい経験じゃなかったけど、ある時、家族の方の言葉に救われた。
「きっと、あなたが勤務の時を選んだのね。」
そして、その経験は、私の死生観を創ることにつながり、星の遺言をお届けしたり、50代からの人生を、豊かに生きることを伝えることに、役立ってる。
他にも、ここにつながるのか~って思うことも多い。
だから、過去の、ネガティブだと思っている経験は、本当は宝物だ。
【ピックアップ】
未来の自分を思い出すことは、魂の目的を思い出すこと。
これがやりたかった!って、腑に落ちた時の感覚は、言葉では言い表せない。
目的地がわかっても、私たちは、日々寄り道をしたり、人の誘惑に惑わされたり、もしかしたら、たどり着かないかもと思う出来事がやって来る。
だけど、ここに行きたいっていう想いが変わらなければ、どんなに寄り道をしても、遠回りをしても、諦める選択はないだろう。
私は、思考と感情が、体に行動パターンを作り、まるで自動運転のようになっている事実を知って、ショックだった。
だけど、自分で作ったものだから、自分で変えることもできる。
本来の自分は、何を考え何を感じたいのか。
思考と感情を整え、目指す世界にたどり着きたい人は、ここも参考にしてみて。
自分でもできることなので、チャレンジしてみてほしい。
おまけ~私の体験
今振り返ってみると、私は、自分の人生を、高層ビルの間に渡された、高い平均台を歩いているように感じていた。
ちょっとでも間違えると、落ちてしまう。
それは、死を意味する。
だから、周囲に神経を張り巡らせ、大人の話に耳をそばだて、社会の中(学生時代は学校)で評価されるように、それだけを考えていた。
そんな状況で、どうして、自分の気持ちに気づくだろう?
それが、いつしかデフォルトのパターンとなって、その状態の神経伝達物質や脳波の状態が「正常」だと勘違いしたのだ。
常にストレスや緊張にされされていることが、生きていくために必要なこと。
だから、そこから変化しようと思うと、心も体御激しく抵抗する。
負のホメオスタシス。
それに気づくために起こるのが、中年の危機といわれる、自己抑圧の力が弱まる時期。
その平均台から、落ちるのだ。
最初は怖くて仕方ない。
だって、平均台から落ちることは死を意味するんだから。
けどやがて、落ちた場所が、トラやライオンが襲い掛かるサバンナの真ん中でも、ピラニアの海でもないことに気づく。
そこは、すごく穏やかで、寛いでいられる場所。
何をしなくても、正しさを証明しなくても、有能さを振りかざさなくても、幸せでいられる場所。
最初から、この楽園を知ってる人は、どれだけ幸せだろう?
けど、そうじゃなかったから、わかることがある。
そうじゃなかったからできることがあるって思うのだ。
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