秋分の力~どう在り、どう生きるのか
みぶきえみです。
早いもので、もう秋分。
春生まれで、夏が大好きな私にとっては、ちょっと、もの悲しい季節。
春分のテーマは「私たちの基本的な考え方は、受け取った情報をどのように知覚するのかを決定する」夏至のテーマは「心の揺れと月と水と」だった。
では、秋分はどうだろう?
秋分は、太陽が天秤座に入るタイミング。
ここからの3ヵ月間は、風のエネルギーが強い期間に入る。
風の力は、撹拌していく力。
癒着を断ち、物事が腐敗しないように動かしていく。
春分から半年がたち、ここでいったん、動かす力が必要なのだ。
秋分の太陽は、9ハウスのルーラーで、逆行の水星と合。
今まで自分が築いてきた、人生観とか死生観のようなものは、未来に自分のために必要だろうかという、問い直しでもある。
風の攪拌する力で、今までのあたりまえを断ち切っていく。
私たちは、社会の中でもまれ、社会との関わりの中で生きている。
世の中の流れに乗った方が、楽なこともあるかも知れない。
けど、それは本当に、あなたの望む未来に向かっているのだろうか?
また、アセンダントルーラーの冥王星も、とても強調されている。
アセンルーラー冥王星は、3ハウスで太陽&水星トライン。
例えトラインでも、冥王星の影響は優しくはない。
もし、自分の本音に逆らって、波風立てないような選択をするなら、容赦なく試練を突き付けてくるかもしれない。
太陽=冥王星/MC
冥王星=火星/MC=木星/天王星
大きなパワーと方向転換を感じさせる。
人生のハンドルをちゃんと握っていないと、どこに向かっているのかさえ、わからなくなりそうだ。
冥王星(アセンルーラー)と火星(アセンサブルーラー)のコンビネーションは、自分とは何か、どんな在り方をしたいのかを、強く問いかける。
本当に私が大切にしたい、心の奥底にあるものは?
奥深くに沈むものを見るためには、いったん、その上を覆っている、必要がないものを除去しなくてはいけない。
幼少期から培ってきた思いこみや、常識として刷り込まれた信念。
自分の中の常識を疑っていく必要があるだろう。
心の中にある美しい井戸に気づき、その奥底を覗き込んだ時、きっと本当のあなたが微笑んでいる姿が見えるだろう。