50代、自分の人生の枠組みを確かめる時期

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● 50代、自分の人生の枠組みを確かめる時期

こんにちは。蛭田えみ(Emmy)です。

50代になると、女性は更年期に入る。

女性ホルモンの減少に加えて、子供が巣立つこと、介護が大変になることなど、心を揺るがす出来事も多いのだ。

すると、こんな風に感じる。

40代の「私の人生このままでいいの?」とは少し違う、「私の人生このままなんだろうか?」

40代に比べて、体力も気力も落ち気味になる。

更年期障害といえるほどの症状があってもなくても、確実に体の変化は訪れるのだ。

土星回帰(サターンリターン)といえば、29歳前後が有名だけど、2度目の土星回帰(サターンリターン)は、58歳ごろに起こる。

50代の入り口から、土星回帰(サターンリターン)までは、自分の人生の枠組みを見直すチャンスなのだ。

 

一度目の土星回帰(サターンリターン)

土星のテーマは、障害変わらずくっついてくる。

表面上の出来事は違ったとしても、根底は同じものだ。

29歳、最初の土星回帰(サターンリターン)の時、どんなことが起きて、どんな選択をしただろうか?

良くも悪くも、それが、あなたの人生の基盤になってるんじゃないかな?

1ハウス、自己表現がテーマの土星の人は、最初の土星回帰(サターンリターン)で、うまく自己主張ができないという困難に出会うかもしれない。

それを、どのように乗り越えていったのかは、重要だ。

私は、8ハウスの土星。

29歳は、シングルマザーとして暮らしていて、実家を出て、自立した時期だ。

それでも、母親を扶養することから逃れる事はなく、今に至る。

 

50代の見直し

50代の見直しは、自分がはめられた枠、壊した枠を見つめ、創り上げた枠を見つけること。

幼少期、私たちは家庭、母親、学校、社会というルールに、はめられるように育てられる。

その枠があるからこそ、何が窮屈で、何が心地いいのかを知ることができるのだ。

例えば制服。

おしゃれで、美的センスに長けている人にとっては、耐えがたいかもしれない。

でも、普段から、征服のように決まりきった同じものを着ることが心地いい人にとっては、窮屈な枠でもないのだ。

自分の基準から見た時に、どの枠が苦しくて、どの枠が安心するのかだ。

必要がないものを手放したいと思うのが、最初の土星回帰(サターンリターン)、そして、大きなうねりとしての、天王星のハーフリターンがやって来る。

それを過ぎて、自分なりに作り上げた人生の枠を、見つめ直す時期なのだ。

その枠は、閉じ込められるものじゃなくて、自分らしく生きるためのもの。

自分と人との境界を、きちんと引くためのものだ。

そして、人がどのような価値観を持とうが、どんな反応をしようが、自分らしく生きていくことを、選択するのだ。

若い時ほどは、身体が動かない。

もしかしたら、健康不安も大きくなっている時期かもしれない。

そんな中で、自分が本当にやりたい事だけに、エネルギーを注ぎ、自分らしく生きていくことを選択する。

沢山持っていることが豊かさだった時代から、必要がないものを手放すことの豊かさへとシフトしていく。

それが、50代に星の力を生かすということだ。

本当にしたいことに、エネルギーを注ぐ。

なんて素晴らしい響きだろう。

多くの選択肢があるから、未来が遠すぎるから、迷う若い頃より、40代、50代からの方が、人生も、星の世界も面白い!!