土星回帰(サターンリターン)を振り返ってみる
みぶきえみです。
土星回帰(サターンリターン)は、占星術的な大きな節目で、誰でも29歳前後にやてくる。
その影響は、約30年という長いもの。
だから、太陽回帰(ソーラーリターン)のように、1年間のプランを立てるのに、役立つっていうような感じはないだろう。
回帰図はどれであっても、回帰図の意味も見るけど、出生図(ネイタルチャート)と合わせてみることも重要だ。
土星回帰図では、まず見るのは、土星のハウスとコンディション。
土星の星座は、もちろん出生図と同じなので、考えない。
土星は、3ハウスで2ハウスルーラー。
木星(チャートルーラーで、1ハウスにあり、アセンダント上)と正確な90度。
1・2・3ハウスの強調。
そして、2ハウスには、水星・金星・天王星・海王星のステリウムで、サインで見ると、月・金星・天王星・海王星の山羊座オーバーロード。
つまり、ハウスにしても、サインにしても、過剰ってこと!
まずは、この辺りがキーポイントだ。
自己確立と自己価値のテーマ、社会の中で働くこと、考え方を整えること、そんな感じ。
すごくザックリだけど。
出生図との2重円で見て見ると、①土星回帰図の木星は、出生図の土星ー冥王星ラインに正確に90度。
②土星回帰図の冥王星は、出生図の木星と正確な180度。
③土星回帰図の火星は、出生図の海王星と正確な90度。
④土星回帰図の海王星は、出生図の月と正確に重なってる。
つまり、約30年という長いスパンの中で、出生図が刺激されているこの辺りが、トリガーとなりうる。
もちろん、t土星の90度、180度の時期も重要だ。
①に関しては、土星ー冥王星ラインが、もともと私のホロスコープの中で、強いエネルギーであることも大きいけど、t天王星やSPアセンダントがここに接触した時に、起業、手術、引っ越し、結婚を経験した。
この時期は、t土星との間でも、180度を形成していた。
土星回帰図のエネルギーとしてみると、ちょうど半分を過ぎたころに、人生の大きな変化が現れたということだ。
天王星のハーフリターンの時期でもあったから、影響は大きかったんだろう。
②に関しては、2012年にt海王星と90度。
この時期は、スピリチュアルな学びのために、1年に何度も海外に行った時期だ。
③に関しては、2000年くらいに、天王星と90度、土星と180度になってるけど、思い出せない。
この時期は、他の表示も大きいんだけど、何故か記憶がないんだよね、忙しすぎて(笑)
④に関して画、一番劇的だった。
月の上に冥王星・土星・木星がやってきて、SP月の回帰でもあったので、影響は大きかった。
まさに、この土星回帰の、締めくくりな感じだ。
土星回帰の影響は、わかりやすく現れるわけではない。
30年という長期的な時間の流れの、ベースに横たわっている。
それでも、現実的な考え方の大きな枠組みとしての土星は、その期間の、ルールを与える。
土星回帰図が変わるころ、概ね58歳前後だけど、土星がもたらす、枠組みのエネルギーが変わる。
今まで使っていたものの、賞味期限が切れるという感じだ。
だから、大きな価値観の変容が起こるのだろう。
もちろん、どんな影響なのかは、個人のホロスコープによって、大きく違うから、ぜひ自分のホロスコープをチェックしてほしい。
太陽回帰(ソーラーリターン)の読み方も参考にしてね。